恋心に蓋を

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貴方side

　もうそろそろ、皆様が帰ってくる時間帯ですね。お茶をもう少し用意した方がいいでしょうか、みやびさん曰く麦茶が飲みたいとおしゃっていたので、麦茶も用意しましょう。



豊臣「帰ったで〜おお！もう用意してくれとったん？ありがとうな！」



『みやびさんや黒田様、明智様も手伝ってくださったんですよ』



黒田「早めに帰ったからな」



明智「あれだけの量をやるなんて大変ですよ…」





　雑談をしていれば庭園散策組も戻ってきたので、夕食にしましょう




『お楽しみ頂けましたか？』



上杉「ああ、楽しかったよ。沢山の木々に花、どれも素晴らしい」




加藤「鯉もたくさんおって面白かったくさ」




毛利「庭園には沢山のウグイスやメジロ、他にも珍しい鳥がおったのぉ」



豊臣「屋敷広すぎるてー、全部見終わってないし」



今川「あの楽器ばかり置いてあった部屋は凄かったな〜」



酒井「沢山あったよな〜何があったんだっけ」




『あそこの部屋には、琴、三味線、尺八、和太鼓、鼓…あとは琵琶ですかねぇ』




上杉「なんと、勝田さんは何か弾けるのかい？出来るなら一緒にやってみたいんだけど」




　少し離れたところにいた上杉様が来てわたしくしの手を握って言った




『はい、屋敷に置いてあるものは大抵弾けますよ、是非食後でも構いませんよ』



上杉「よっしゃ」


　小声でそう言ったのは聞き逃しませんでしたよ、まぁスルーしますけどね



『皆様、準備出来ているので召し上がってくたださい』




　「「「「『いただきます』」」」」




　これが唐揚げ…初めて食べます


『・・・とっても美味しいですわ！』



　感激してしまい思わず声が出てしまった。一気に此方に視線が集まってしまい恥ずかしいです…



『すいません、、思わず声がでてしまいました』



織田「初めて食べたんだろ？美味しかったのなら良かったではないか」



日下部「そうですよ、それに喜んでくださった方が作った側も嬉しいです」



他の皆様からも暖かい言葉を頂いて嬉しくなりました。食べ終わり、片付けも終わった頃には日はすっかり落ちて、辺りは真っ暗になっていた。



『皆様もう遅い時間ですよね。泊まって行かれます？』



　安心してください、部屋や寝具、着替えはありますのでと付けだして



『お風呂は向かって右です』




　結局お泊まり会をすることになりました

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