恋心に蓋を

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『あの、上杉様、伊達様、黒田様、完成したので食べて頂けませんか？』



上杉「おやいいのかい？」



『ええ、勿論でございます』



黒田「厚焼き玉子か、上手だな」



伊達「では、頂こう」



上杉「ん！これは美味しいよ勝田さん料理、上手だね」



黒田「お〜中々に上手いな、巻き方も丁寧で見栄えもいい」



伊達「塩と醤油の加減も絶妙で実に美味」



　 まだ感想を言おうとするお三方。そんなに褒められなれてないので、顔に熱が集まっているのが自分でも分かってしまいます。



『あ、あのストップ、ストップでございます…』



上杉「どうしたの？」



『そんなに褒められるとむず痒いような、恥ずかしいような、、』


　あ〜お三方の顔がまともに見えません。



黒田「照れているのか？」



『ち、違います』



伊達「そんな顔で言われても説得力に欠ける」



『何故そんなにニヤニヤなさるんですか…』



　意地悪そうな顔をしているお三方、これは門倉に聞いた、世でいう、どえす？の部類にあたいするのでしょうね。決めました、わたくしはお隣の班に避難します、でないと心臓が持ちません



『伊井様、酒井様、榊原様』



伊井「勝田、どうかしたか？」


『此方良かったら召し上がって頂けませんか？』


榊原「俺達に？いいのか？」



『はい！』



　恐る恐る口にし、黙り込んでしまった



『あ、あのお口に合いませんでしたか？』



酒井「こ、これは…」



伊井「うめぇよ！勝田、料理上手なんだな」


　頭をわしゃわしゃと撫でられました。大きくて、優しい手、安心します。伊井様の声が大きかったのか、寄ってきたのは豊臣様で、



豊臣「Aちゃんの卵焼き？」



『はいそうでこざいますよ』



豊臣「えー俺も食べていい？Aちゃんのラブがたっくさん詰まった卵焼き」


『はい、勿論でございます』


　あ、お箸を豊臣様はもっていないですね



『はい、どーぞ』


豊臣「Aちゃん！？えらい積極的やねぇ」


『へぇ？』


伊井「勝田は少し警戒心を持とうな、おい猿、俺が食わせてやるよ、オラっ」


　わたくしが持っていたお箸を伊井様が奪いとり、豊臣様のお口に突っ込みました


　 「「「「ナイス〜伊井！」」」」


→続く
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自分が書いてるうちに、登場人物が限られてしまってる気がして、、、このキャラとの絡みがみたい！というのがあったら教えてくれませんか？参考にしようと思っているので！

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