[NARUTO]自称一般ピーポーが平和を目指して頑張る話[カゲプロ] (ページ9)

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下忍ページ9

Aside

「A！俺、下忍になったんだってばよ！明日から任務だってばよ！！」

満面の笑みで額宛を見せつけながら話すナルトに、私もなんだかうれしくなった。

「そうか、よかったなナルト。これからも修行に励めよ」

「おう！！だから、今日は一楽ね！」

いいじゃん、いいじゃんと私の手を引っ張るナルトに、仕方がないな・・と出かける準備をする。

だいぶナルトに甘くなってしまったな・・

そう思いながらも、まあ今日だけだし・・と自分を納得させ、ナルトの手を取り家を出た。
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「それでな！俺の先生ってば、すっげー、怪しいんだってばよ！！」

・・いつからこの少年を愛おしいと感じるようになったのか。

「そんで、俺ってば正面からぶん殴ってやったってば！！」

・・この世界に来て人間として過ごした時間以上に”化け物”として過ごしてみて

その大部分は本当に最悪なものだった。

人間とは、こんなに馬鹿でくだらない生き物だったのか。

人間とはこんなに怖い生き物だったのか。

そう思わせるものばかりだった。

「Aすげーだろ！！」

でも、ほんの少しだけだが。

それでも”ずっといっしょにいたい”と思わせてくれる人間もいたのだ。

三代目や、ナルトのように。

そんな人間が死んでしまったら、私はどうするんだろうか。

最近そればかり考える。

ナルトが最近生き急いでいるからだろうか。←

「ああナルト君に・・Aさん！いらっしゃい！」

この一楽の人間も、私の本当の姿を見せられる人間の1人だ。

いつ振りだろう、ありのままの姿で外にいることは。

「・・どうしたんですか、Aさん。お疲れですか？」

「いや、大丈夫だ」

回りすぎる思考を止め、私は店の中に入っていった。

(あー、この人が俺の先生だってばよ！)

(・・・うわー俺のこと指さしてるよ、あ、よろしくお願いします。はたけカカシと言います。)

(・・ああ)