11.信用 ページ12
坂田side
う「あ、坂田。もしかしてあいつのとこ居たのか?」
2-Bの教室を覗き込むと、うらさんに話しかけられた。
そ「何してたの?まだあいつに同情するの?」
疑いの目を向けてくる彼方さん
さ「そんなんじゃないわ、俺とAは友達」
そ/う「は?」
俺の行ったことが信じられない様子
う「なんで?莉子ちゃんに暴力振るってるのに?」
さ「俺はそんなことしてないって思ってる」
教室が一気にざわめく。今回のことは、俺らのクラスだけでなく、こっちのクラスまで知れ渡ってるようだ
「あいつそこまでバカなの?」「お人良しにもほどがあるだろ……」
何とでも言えばいい、俺があいつを信じたいだけやし
さ「あと、今日は来ないけど明日からA授業出るけど何もしないでよ」
う「お前にそこまで言われたらするにできねーよ」
そ「みんな聞いたろ?なんかしたら俺ら怒られるから」
う「あなた席隣じゃん」
そ「そう最悪」
さ「めっちゃいいやん」
う「……とりあえず教室戻れ。授業始まるぞ」
うらさんに促されるまま、隣のクラスへ。
教室へ戻るとまふが心配した顔をして話しかけてきた
ま「ねえ、あの子と何話したの?」
さ「え、すっげえどうでもいいこと」
ま「もう莉子ちゃんいじめないって説得できた?」
さ「そんなこと話してないし、あいつはしてないって……」
ま「やっぱダメだった?ああ、どうしたら莉子ちゃんを守れるんだ……」
まふ?俺の話聞いてる?
もしやこいつ莉子ちゃんに恋してるのか。にしても盲目過ぎないか……
莉子「まふくん、私は大丈夫だって」
隣にずっといた莉子ちゃんがようやく口を開く
莉子「慣れてるし、あの子だって悪気がある訳じゃないんだよ」
……この子がAを陥れたんか?
偏見を持っちゃだめだ、さっき散々言われたばっかだろ
ま「さかたん、なんとかしよう」
さ「あ、うん」
--------------------------------------------------------------
お気に入り登録50人ありがとうございました!
141人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぺるはむ - 夜風@坂田家さん» ありがとうございます!向こうのほうでもコメントくれましたねwwそう言っていただけて嬉しいです (2020年10月30日 19時) (レス) id: 296fc508a3 (このIDを非表示/違反報告)
夜風@坂田家 - 今日見っけてあ、この人(お話も)好きやぁてなりました(伝われ)すと×りて見えてちょっとうっ...てなったけど他の作品も見てみようと思います!これからも頑張っていこって思えるような作品でした。 (2020年10月29日 22時) (レス) id: 4f5e25dcd3 (このIDを非表示/違反報告)
ぺるはむ - まれんさん» wwwいやいや誤字なんて誰にもありますってww (2020年9月30日 19時) (レス) id: 296fc508a3 (このIDを非表示/違反報告)
ぺるはむ - 彩華 ぴあのさん» こちらこそたくさんのコメントありがとうございます!毎日、って決めなきゃ続けられないのでww受験に合格して、絶対帰ってきます! (2020年9月30日 19時) (レス) id: 296fc508a3 (このIDを非表示/違反報告)
まれん - ごめんなさい……この前のコメント誤字ってました。。。めちゃくちゃいい作品でした!! ?は誤字です。すません (2020年9月30日 19時) (レス) id: b33dc05251 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぺるはむ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/perurisu/
作成日時:2020年8月12日 20時