_____ Surgito _____

Ep40 ページ41

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「 ちょっとロニー坊やの様子を見に行くか 」


「 ああ 、ちゃんと友達できてるか確かめなきゃ 」






しばらく経ったころフレッドとジョージは

にやっと笑い席を立った 。





「 悪戯は禁止よ ？ 」


「 わかってる 、ほらAもいくよ 」






3人はコンパートメントをでてロンを探す 。


久しぶりに会う友達に挨拶をしながら汽車を歩いてると

ロンともうひとり眼鏡をかけた男の子が座ってる姿がみえた 。







「 ロニー坊や 、友達できたみたいだな ！ 」


「 ... おっと 、驚いた 。君はハリーポッターか ？ 」







フレッドがにやっと笑っていうとジョージは男の子をみて

驚いた顔をして言った 。



Aは何故ふたりがこの男の子を知っているのか分からず

不思議そうにふたりをみた 。







「 もしかしてA 、知らないのか ？ 」


「 ええ ... ごめんなさい 。元々ロンのお友達だったのかしら ？ 」


「 ちがうよ 、闇の帝王に狙われて唯一生き残った男の子だよ ！ 」







フレッドの質問にAは申し訳なさそうに言うと

ジョージが興奮気味に言葉を続けた 。






「 ねえ 、あの傷 あるのかい ？ 」


「 うん 、あるよ 。ほら 」






ジョージが興味津々で聞くとハリーは前髪をあげ

稲妻型の傷を見せた 。





「 うわぁ 、すげえ 」


「 本当だったんだな ！ 」






興奮するふたりを他所にAはハリーの傍に行く 。







「 私はAっていうの 。

このふたりはロンのお兄ちゃんのフレッドとジョージ 。

これからよろしくね 、ハリー 」







Aが手を差し出すとハリーは笑顔で手を取り握手をした 。





「 よろしくな 、ハリー 」


「 ロニー坊やと仲良くしてやってくれ 」






フレッドとジョージもハリーと握手をすると

ロンはムッとした顔でふたりをみる 。






「 そろそろその呼び方辞めてよ 」


「 仕方ないだろ 、坊やなんだから 」


「 じゃ 、またなロニー坊や 」






ふたりはロンを揶揄うようにいうと自分たちの席の方へ向かった 。






「 ハリー 、ロン また歓迎会で会いましょ 」







尚ムッとした顔をしているロンに眉を下げて微笑むと

Aもフレッドとジョージに続いて行った 。














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