Ep19 ページ20
.
しばらくするとフレッドとジョージは立ち上がりそーっとロンの傍に行き
隠し持っていたお皿に乗った生クリームを顔にべちょっとつけた 。
「 わ ！ なにすんだよ ！ 」
「 ロニー坊や生クリームすきだろ ？ 」
「 僕たちからのプレゼントだ ！ 」
生クリームまみれのロンをみてふたりはけらけら笑って
揶揄うようにいうとモリーが立ち上がる 。
「 こら ！ もうまたそんなことして ！ 」
モリーはふたりに怒鳴ると急いでタオルを持ってきて
ロンの顔を拭いてあげた 。
「 学校の外で魔法が使えたらなあ 」
「 ああ 、そうすればもっと壮大なことができるのに ！ 」
フレッドとジョージは怒られたことを気にも留めず
にやっと笑ってそう言った 。
「 いつもお家でもこんな感じなの ？ 」
Aが呆れたように笑いながらジニーに聞くと
ジニーはいつものしかめっ面で頷いた 。
「 パーシーにもやってやるか ？ 」
「 ああ 、生クリーム以外に何かないかな 」
席に戻ってきたふたりはこそこそとAとジニーを
はさんで作戦会議をしていた 。
「 もうやめなよ 、また怒られるわよ ？ 」
「 でもあの堅物くんは揶揄いがいがあるんだぜ ？ 」
Aの言葉にフレッドはにやっと笑って言った 。
「 ほら 、部屋でなにかゲームしましょうよ 。
ロンはチェスが得意なんでしょ ？ 」
「 うん 、僕強いよ 」
Aが顔を洗ってきたロンにそういうと
ロンは生クリームを被ったのが噓かのように得意げに言った 。
「 僕たちが負けを教えてやろう 」
ロンにジョージが悪戯な笑みを浮かべそういうと
ロンはムキになって はやくやるぞ ！ と
フレッドとジョージを連れて階段を登って行った 。
「 もういつもあんな調子なんだから ...
学校では迷惑をかけてない ？ 」
「 迷惑なんて全然 。ふたりといるととっても賑やかで楽しいです 。」
モリーの言葉にAが微笑んでいうとモリーは安心したように笑った 。
「 Aみたいな子があの子たちと一緒にいてくれると思うと
私もとっても安心だわ 」
モリーが優しく微笑んでそういうとジニーが 私たちも行きましょ と
Aの手を引いてみんながいる部屋へと向かった 。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 298人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Fureno(プロフ) - さわさん» さわ様はじめまして︎☺︎嬉しいコメントありがとうございます🙇♀️さわ様のためにも更新はやくできるようにがんばるのでこれからもよろしくお願いします🫶 (2023年3月30日 9時) (
レス) id: 616c219f12 (このIDを非表示/違反報告)
さわ - 初めまして！♡いつもお話読ませていただいてます...！🙇♀️♡この作品が大好きです！！暇なときは常に更新されてるかな⁇と、ワクワクしております笑これからも応援しております！！ (2023年3月29日 23時) (レス) @page29 id: 3b3f8fe9b0 (このIDを非表示/違反報告)
Fureno(プロフ) - ちーさん» ちー様 、素敵なコメントありがとうございます☺︎最初から読み直していただいたなんて ... とってもうれしいです😭新しい物語も楽しんでいただけるように頑張ります🫶 (2023年3月25日 14時) (レス) id: 616c219f12 (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - Aparecium、完結おめでとうございます！完結して読み終わってから昨晩最初から一気に読み直しました！！本当に大好きな作品です‥！♡ そして、新作とっっても嬉しいです！！ありがとうございます！応援しております！！ (2023年3月25日 11時) (レス) @page3 id: e28b20911f (このIDを非表示/違反報告)
Fureno(プロフ) - すのうさん» すのうさま 、素敵なコメントありがとうございます🙇♀️何度も読んでいただけているとは ... ！ とても嬉しいです😭これからも少しでも楽しんでいただけるように更新頑張りますのでよろしくお願いします☺︎ (2023年3月25日 0時) (レス) id: 616c219f12 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Fureno | 作成日時：2023年3月24日 19時
