他 称 凄 腕 幹 部 様 (笑)《マフィア松》

episode.43 ページ5

［Aside］



「「「「「「『えっ』」」」」」」




もうなにが起きてんの？

久々に会った友人のアイドル宣言を唐突に聞かされたときの気持ちをまとめると


…は？


だ。は？である。




おそ「しかし、ボス！貴女がいなくなったら、後継はどうなさるんですか！」



ボスなのトト子！？



カラ「今日の任務はボスありきの作戦ですよ！？」



今日も任務とかあんの！？



チョロ「五千人の部下はみんな貴女についてきたんですよ！？」



ごせ、五千人！？部下！？！？



一「銃や毒の密輸は誰が担当するんですか？」



密輸とかしてるの！？トト子！？



十四「お金はどうするんすか！！金庫に何億か入ってるっすよ！！！！」



何、億！？！？え！？



トド「ドレスと靴はどうするんですか！？あれだけの数、一気に捨てちゃうっていうんですか！？」



そんなにあるの！？あ、昨日のドレス、トト子のなの！？




全てにおいて驚きが隠せない。



トト「みんな、落ち着きなさい。



安心して、


次のボスは、Aに任せるから！」






・






・




「「「「「「えっ」」」」」」



『……はっ？』






トト「じゃ、早速トト子はお仕事に行くから！もう二度と連絡してこないでね！！さよなら！…A頑張ってね！」




ガラリと玄関の扉が閉まった音がした。





『…え、あ、はは？嘘ですよね？』



おそ「…いや、あれはマジだった…」
カラ「あれは本気、だな…」
チョロ「………(呆気)」
一「よりにもよって…」
十四「あははははは、やっべえね！！」
トド「はああああ〜…」




なにその顔。なにその言い方。嘘、でしょ！？


だって私入社2日目…。

いや、え…？


顔が強張ってるのを、これほど自覚したことはない。





おそ「…まあ、仕方ない、よな？



改めまして、よろしくお願いします。ボス」







んんんんんんんんんんんっっっっ！？！？！？！？

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