完璧少女と書類整理 ページ11
『シッマ…』
kn「……」
『流石にこれはヤバイってぇ…』
目の前に広がるのは書類書類書類‼机の上に山の様に置いてある書類‼
SYO・RU・i☆
すみません巫山戯ました。^ ^
『はぁ…私書類関係に手ェ出していいか聞いてないから一切手伝わへんで?』
kn「えっ?此処まで来た意味は?」
『う〜ん…珈琲ぐらいなら淹れられるけど…』
kn「よっしゃ‼頑張るで‼」
『ま、まぁ…それだけでやってくれるならいくらでも淹れるけど』
とりあえず珈琲のブラックを書類を目の前にして固まっているシッマの前に置く。でも暇なんだよなぁ…。と思い、訓練場に行こうとすると、タイミングがいいのか悪いのか。シッマに呼び止められる。
kn「ほら、ここ座り」
と言いながら自分の膝の上を指す。そっちがそうして欲しいなら暇だしいいやと思い、膝の上に座る。ぽすっとジャストフィットだったのかすっぽりとハマった。
kn「第一Aがこの格好で外出ても自分の醜態晒してる様なもんやろ…」
『あ…』
言われてみればそうだ。この自分の恥を自ら晒しに行くに加え、訓練場に行くににしては動きにく過ぎる。これは此処に留まっておいてよかった。
突然だが、シッマは甘いものが苦手だと聞いた事がある。暇だなぁ〜と思って机の引き出しを手が届く範囲で探索していたらあの、有名お菓子屋さんのブランドでもある高級クッキーが入っていた‼何故だ⁉シッマは甘いものが嫌いな筈‼とゆことで
『ね〜ね〜、このクッキーどうしたん?』
と、シッマにクッキーを見せると見るからに嫌そうな顔をして、
kn「あぁ、食べてええよ」
『いいの?』
kn「ええで。俺の立場とかそういう事目当ての女が俺に渡したクッキーや。俺が甘いもん嫌いな事を
知らないでな。もっと欲しかったらあそこの棚の中にめっっちゃ入っとるから食べててええよ」
あそこの棚と言われて指を指されたのは、簡易キッチンの食器などが入っている横の棚だ。開けてみると溢れんばかりのお菓子が。「俺が貰っても食わへんから賞味期限切れるだけやから勿体ないねん」と言う。賞味期限切れてないの食べてなと念を押された後、適当にもぐもぐタイムを過ごしていました。
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これ次回に続きます‼
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作者名：隣の田中さんは最強 | 作成日時：2019年9月12日 16時
