恋愛奮闘記 5【ONE PIECE】 (ページ17)

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EP34 ページ17

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グリム王国にて

バ「それで？何で問い詰めなかったんだ？」

シ「なんでって…」

島内で昨日できなかったこの島の情報収集と飯屋へと向かうシャンクスとバギー。

昨日は運悪く入ってしまったネバーランドにて、
とんだ目にあったため、少し警戒しながらの散策だ。

バ「また泣かれるとでも思ったか？」

シ「…あぁ」

バ「はぁ〜…ったく、これだからピーターってやつに負けるんだぜ？」

シ「なんでだよッ！！今あいつは関係ねぇだろ！」

バ「てめェのその優しさが仇になるっつってんだよ！」

しばらくギャーギャーと喧嘩を終えた後

また振り出しへと戻る。

バ「で、隠してたものがなんなのかわかず終いか」

シ「まぁ、そう大したもんじゃないはずだ。手には何も持ってなかったしな」

バ「そうか…にしても…」

ご飯屋「三匹の子豚」店の目の前で立ち止まるバギー。

バ「ミラ…やけにシャンクスに肩入れしてねぇか？」

シ「そうか？」

バ「大好き！とまで言ってたじゃねぇか、あいつ」

シ「…あれは…挨拶みたいなもんだろ」

バ「どんな挨拶だよッ！」

シ「ま、未来で俺の船にでも乗ってるんだ。じゃなきゃ出会ってすぐ俺のこと知ってるはずがねぇ」

バ「なーるほどッ！！」

ポンっと手を叩くバギー。

それに納得したのか、二人とも店の中に入って行った。

子供らしく単純だ。

そんなこんなで、シャンクスとバギーは島内を堪能した後

夜が更け始めた頃、船へと戻った。

シ「おい、押すなバギー(ｺｿｯ」

バ「てめェが早くいかねぇからだろシャンクス！(ｺｿｯ」

船に戻ると、みんなもう寝ているのかシーーンとしていた。

そろりそろりと自分達の部屋へと入る二人。

ガチャ…

あ「こんな時間までどこで何してたの」

…ギクッ！！

開ると、怖い顔で静かに怒っているミラが立っていた。

あ「心配するでしょ！！！！」

ボカッと1回ずつゲンコツを食らわす。

シ「ぃってぇ〜」

バ「なんで俺達が殴られなきゃいけねぇーんだ！」

あ「昨日の今日だよ？何かあったらって思うでしょ！心配させた罰よ！！」

普段優しい分、怒るミラは少し怖かったようで
シャンクスとバギーはこれ以上何も言わず
「すいませんでした」とだけいい、落ち着いた。

p.s.

レ「いい番人ができた(笑」

ギ「これでちょっとはあいつらの世話役から離れられる！泣」

ク「ご苦労だったな、ギャバン」

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