恋愛奮闘記 5【ONE PIECE】 (ページ16)

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EP33 ページ16

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「おい！あの光！シャンクス達が帰ってきたぞ！！」

ク「帰ったか！！！」

ギ「よかったーーー！ほんっとうによかったーーー！泣」

ロ「ははは、さてどんな話か聞いてみようじゃないか」

船に戻ってすぐ、まず私が泣いているわけを聞かれた。

それもこれも全てバギーが説明してくれ、

●あの島がシーザーの管轄区域だったこと

●子供達の解放とシャンクスとバギーを私が助けたこと

●私が妖精であること

これら全てをみんなに話した。

みんなは初め、私の姿に驚き、息を呑んだが
妖精が存在するのか！と最終的には楽しそうに話していた。

何よりロジャー船長が一番興味津々だった。

なんせ人間界にでれるのは王族の血を持つ妖精だけ。
そのため、会える確率は人口により何億分の1だ。

得られている情報も数少ないため、私に聞きたいことが山ほどあるらしい。

ロ「それで君のお母さんであるティタニアはいまどこにいるんだ」

あ「それが…わからなくて‥」

ロ「そうか…彼女に会えばまた気づかぬ力に出会えるかもしれんな」

あ「……」

その会話の中、船長は何度も“秘められた力”と言っていた。

レイリーと二人の会話の時にも話していたけど…
妖精の力のことだけじゃなかったってこと…？？

ロジャー船長には何が見えているのか‥
私にはよくわからなかったが、疲れも溜まっており

私は先に眠っているシャンクスとバギーの部屋に入り、すぐ眠りについた。

次の日の朝。

今日は快晴！！とても気持ちがいい冒険日和だ！

ふぁ〜と大きなあくびをし、太陽の光が眩しい。

太陽の光を遮ろうと手を額上にかざす。

あ「…え？」

見間違いかと思った。

あ「透けてる…」

明らかに私の手が指先から手首にかけて徐々に透けていた。

…どうしてッ…

ピーターに魔法か何かにかけられたのか…

シ「…？…どうした？」

後ろから声がし、咄嗟を手を後ろに隠した。

シャンクスだった。
寝起きだったのか、目をゴシゴシかいていてまだ眠そうだ。

あ「お、おはようシャンクス」

シ「いま何か隠さなかったか？」

あ「う、ううん！別に！(笑」

「そっか」といい、バギーを起こしにいくシャンクス。

その間に私は前の島で買っていた手袋を手にはめ、みんなにバレないように隠した。

…原因がわかるまで、みんなには内緒にしておこう。

全員が集まったところで、甲板にて揃って朝食をとった。

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