10 ページ10
.
「めっちゃ楽しかった！
ご飯食べて帰ろうか！」
「うん！そうだね！」
約18時過ぎ。
たくさん遊んで
たくさん絶叫系に乗った
遊園地ってわちゃわちゃしてて
雰囲気からして楽しいし、
その周りの雰囲気のおかげで
七五三掛くんといっぱい
話せるようになった
そしてやっと、七五三掛くん呼びから
しめ呼びできるようになった
「Aちゃん何食べたい？」
「ん〜そうだな〜
パスタも好きだしお肉も好きだし
お魚も好きだし、、笑」
「ふふっ、めっちゃ出てくるね！
じゃあ最初に出てきた
パスタにしよっか！」
しめは意外と引っ張ってくれる
喋り方もゆっくりでふわふわしてて
めちゃくちゃ可愛いけど
なんかしっかりしてる
.
.
.
「最寄りどこ？送ってってもいい？」
「え、いいよ遠いし！」
「送らせて」
しめおすすめのパスタを食べて
夜8時を回った
語尾に♩が付いてるじゃないか
ってぐらいかわいい喋り方で
聞けばわたしとしめの最寄りは
2駅離れてるだけだから
意外と近くて
…もっと一緒にいたいな
そう思ったけど言えるはずもなくて
「次またどっか行こうよ！」
「うん！遊園地楽しかった！
ありがとね」
あっさりとわたしの最寄り駅に
着いてしまった
「本当に家まで送らなくて大丈夫？」
「うん！ありがとう！」
本当はもっと一緒にいたいけど
1回目のデートだし
そりゃそうだよね
「気をつけてね！」
しめはニコニコしながら
そう言ってくれた
1日一緒にいて
すごく楽しくて
夕方になるな、って思った
…わたし、しめに惚れてるんだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 176人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：そら | 作成日時：2018年7月20日 22時
