文章越しの君に

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席順はこう。

L字のソファーに、奥からきたむーさん、友香梨、私、和田さん。友香梨はきたむーさんと下手すれば？肩が当たる距離で、ずっと黙っている。でも、そわそわしてて、雰囲気はすごくうるさい。でもそれは私もだと思う。

「,,,,,,ブハッ(笑)」

すると左上から笑い声が聞こえた。和田さんをみると、口元を押さえながら肩を揺らしている。なんだ？と思っていたら右側からも笑い声が聞こえた。

「笑うなってまーしー！(笑)」

きたむーさんが声をあげて笑いだすと、和田さんも手を外して笑いだした。

「あははっ！すまん！あまりにも二人が緊張してるもんやから！(笑)」

私と友香梨は同時に「「えっ！？」」と声をあげた。和田さんは目尻にたまった涙を指で拭いながら、「何をそんなに緊張してるんや」と言って私の頭にそっと手を置いた。私がビックリしていると背後からも声が聞こえてくる。

「まぁ、気持ちは分からなくもないけどさ。そんなに緊張しないでよ、ね？」

和田さんの手が離れたので振り返ってみると、きたむーさんが友香梨を見つめながらキラキラの笑みを浮かべていた。友香梨を見ると、薄暗い部屋でも分かるくらい顔を赤くして言った。

「ひゃいっ,,,,,,！」

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