3話 ページ5
――――翌朝――――
紗「Aー、赤司くん迎えに来てくれてるよー」
貴「分かったー」
(赤司くん、もう来てくれたんだ。急がないと。)
急いで支度を済ませて私は玄関に向かった。そこにはお姉ちゃんと話す赤司くんがいた。
「おまたせ」と声を掛けようとしたけど、赤司くんの顔をみて言葉が詰まった。
赤司くんが笑っていたから。お姉ちゃんも楽しそうに話をしているためなんだか声をかけづらかった。
(二人で何話してるんだろう？楽しそうだけど)
自分で声を掛けるか悩んでいるうちにお姉ちゃんが私に気づいた。
紗「A来てたんだ。じゃあ私は行ってくるね」
貴「う、うん。いってらっしゃい」
そう言ってお姉ちゃんは学校へ行った。
征「俺たちも行こうか」
赤司くんがそう言い、一緒に家をでた。
貴「そういえばさっきお姉ちゃんと何話してたの？」
征「別にただのおしゃべりだよ」
貴「本当に？」
征「なんだ、疑ってるのか？」
他愛もない話をしながら私たちは学校へ向かった。
その時の私は気づいていなかった。
――――――赤司くんが悲しい表情を浮かべていたことを。
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戸田知咲 - 応援ありがとうございます！キュンキュンしてもらえて嬉しいです！！ (2017年12月25日 11時) (
レス) id: 86a79b185a (このIDを非表示/違反報告)
夏南(プロフ) - やばい！めっちゃなんかキュンキュンしました！！これからも頑張ってください！ (2017年12月22日 1時) (レス) id: 10a2049ddd (このIDを非表示/違反報告)
戸田知 咲 - ありがとうございます！！新作の「彼氏は溺愛王子様」もよろしくお願いします。 (2017年8月21日 11時) (レス) id: a188b9d521 (このIDを非表示/違反報告)
torom(プロフ) - 完結しちゃいましたね…！お疲れ様でした！とても面白かったです！これからも応援してます！ (2017年8月21日 0時) (レス) id: c00a08ce07 (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - ありがとございます！ (2017年8月15日 17時) (レス) id: 999fa4373f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：戸田知 咲 | 作成日時：2017年8月4日 13時
