【黒バス】私を見ない彼のことなんて・・・【赤司征十郎】

25話 ページ28

「昨日」言っていた「明日」になった。




黄瀬くんに言われた通り屋上に来たけど、黄瀬くんがまだ来ていない。





黄瀬くん遅いなー。なんの話なんだろ。








しばらくすると屋上の扉が開き黄瀬くんが来た。




黄「遅くなっちゃってごめんっス」



貴「ううん大丈夫。それより話って？」



黄「えっと、Aっちが困るなら別にいいんスけど・・・」





黄瀬くんは深く息を吸い込んで言った。





黄「俺Aっちのことが好きなんだ。俺なら不安にさせないし悲しい思いもさせない」





黄「だから付き合ってほしい」






黄瀬くんが私のことを・・・・好き？



え？え？待ってそれって






黄「一応考えてほしいっス」




そう言って黄瀬くんは屋上を出て行った。






ペタンッ



私は屋上の床に座り込んだ。



力が抜けてしまったようだ。





自分の胸に手を当ててみると波打つ鼓動が伝わってくる。





私、すごいドキドキしてる。





さっきの告白したときの黄瀬くんの顔が頭から離れない。






貴「うわぁぁぁぁぁ、私黄瀬くんの事意識してる！！」








告白されたことを考えて私はなかなか屋上から出ることができなかった。

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