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帰りますよっと ページ41

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マイキー「んじゃ、そろそろ帰るか」


ドラケン「寝てねーんだし気をつけて帰れよ」



マイキー君とドラケン君がヒナとタケミチ君を送ってくれるらしい。
千冬君は私にヘルメットを渡してからバイクに跨った。



千冬「乗れよ。1回オレんち帰るよ」


「あ、うん!」



そうだった。
忘れていたが、今日は千冬君が私の家に泊まる日だったのだ。
なんだか急にドキドキしてきた。

(この緊張が伝わらないで…)







それから1回千冬君の家に寄った。
「入る?」なんて言われたけど緊張しちゃうから団地の下でバイクと共に待つ事にした。

用意を終えた千冬君は特攻服から私服に着替えていた。
(〜〜っ!お洒落だしカッコイイ!!!)




千冬「お待たせ」


「ううん、大丈夫だよ」



千冬君はバイクに乗るとそのまま私の家に向かう。
何だか、自分の家に帰るのに緊張してきちゃった。だってもしかしたら大人の階段のぼるかもしれないし…



千冬「_______着いたぞ。」


「ありがとう」


千冬「そういえばさ、Aのお母さんは?」


「お昼くらいに帰って来ると思うよ。おばあちゃん家におせち作りに行ってるの」


家の玄関の鍵を開けながら私は千冬君に伝える。
つまりだ。この家にはお昼くらいまでは私達2人なのだ。


千冬「あ……そっか」


チラッと千冬君の顔を見れば心做しか赤くなっている。きっとこれからの事を意識してるんだと思う。



「千冬君、先にお風呂入っちゃって」


私は家に入ると千冬君にバスタオルを渡す。
パジャマを渡そうとすると「持ってきた」と言って黒のジャージに金のラインのついた今時の部屋着を持ってきてた。
(黒のジャージとか絶対似合うよ!!!)



千冬君がお風呂に入っている間に簡単に軽食を作る。
おにぎりとお味噌汁だ。
(新婚さんみたい…)なんて思っていたけど、流石に男の子だ。
もうお風呂から上がった様だ。



千冬「美味そう」



彼は私が作っている所を肩から覗き込む
いい匂いのする千冬君にドキドキしている。



「て、テーブルに置いておくね。お風呂行ってくるよ!」





私は朝ご飯の用意をしてからお風呂に向かった。




(こ、これから…念入りに準備しないと…っ!)



(あ〜〜、味噌汁うめぇ…)








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茜89 - やっぱ千冬は何をしてもカッコイイなー!(その反面可愛いし)この作品と千冬とちゅんさんが大好きです!更新頑張ってください!!(ちょいエロ系好きっス←) (2021年7月11日 0時) (レス) id: 8347574646 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 雪見大福さん» 私も青春したかった… (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 椎さん» 大好きって嬉しいです!これからも頑張りますね!! (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 郁乃さん» ありがとうございます!これからも頑張ります! (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - やべ青春だぁ…いいなぁ (2021年6月26日 13時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゅん | 作成日時:2021年6月16日 13時

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