デートといえば? ページ4
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ヒナ「ふふふ、ヒナはコレを持っています!!」
ヒナはポケットから映画のチケットを4枚出した。
パパが警察官の為、何かと貰うのだが今回は今話題の映画の無料チケットだ
" 全世界が恐怖した ベットの下の 太郎さん "
「ホラー映画」
ヒナ「その通りですっ!!今超話題作ですよ」
「面白そう」
女の子たちはキャッキャ喜んでいるが、ホラー映画と聞いた男の子達の顔は青ざめている。
武道「ひ…ヒナさん、ホラー映画はちょっと」
ヒナ「折角の無料券だもん!!一緒に見てくれなきゃ他の人と見に行くよ」
武道「ヒナ早く見に行こう!!」
上手くタケミチ君を丸め込んだヒナは凄い。
斜め前に居る松野君を見ると「マジかぁ…」と項垂れていた。
「えっと_____松野君はホラーとか無理?」
千冬「いや大丈夫だよ、タケミっちも見るみたいだし見よう」
「無理ならヒナに伝えてくるよ」
千冬「サンキューな!平気だ」
にっと笑う松野君の顔を見てドキドキしている。
たぶん顔赤いとおもう。
________映画館
ヒナ タケミチ 千冬 A
席順はこんな感じになったのだ。
《ベットの下を絶対に見ちゃダメ!!》
《何でだい?ジェニファー》
《だって…ベットの下には_______ギャアアアアアアアアアアアアアア》
武道「うわああああああ!!」
千冬「うおおぉっ!!」
隣の男二人が怖がり過ぎて集中できない。
ふふ、と笑っていると暗闇で松野君と目が合った。
(あ、笑っちゃった)
千冬「悪ぃ_____うるせぇか?」
映画館なのでコソッと私の方に顔を近付けて聞いてくれた。
「ううん、やっぱり怖いんだね」
千冬「かっこ悪いよな、」
「そんな事ないよ、苦手な物はあるもんね。可愛いと思うよ」
にこって微笑むと松野君はバッと顔を元の位置に戻した。急に顔を戻すもんだからびっくりした。
「(私の顔…幽霊に見えたのかな?)」
千冬「(びびった……笑うと可愛いんだ)」
どきどきする胸をそっと感じながら隣をチラ見する。
整った顔でホラー映画を真剣に見ている。
綺麗だよな。それに近付いたらいい匂いした…
って…変態みたいだろオレ……!!
(やめろ、忘れろオレ)
(タケミチ君、あのふたりいい感じじゃない?)
(うぎゃあああああああああああ)
(……ダメだこりゃ。)
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茜89 - やっぱ千冬は何をしてもカッコイイなー!(その反面可愛いし)この作品と千冬とちゅんさんが大好きです!更新頑張ってください!!(ちょいエロ系好きっス←) (2021年7月11日 0時) (レス) id: 8347574646 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 雪見大福さん» 私も青春したかった… (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 椎さん» 大好きって嬉しいです!これからも頑張りますね!! (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 郁乃さん» ありがとうございます!これからも頑張ります! (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - やべ青春だぁ…いいなぁ (2021年6月26日 13時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゅん | 作成日時:2021年6月16日 13時