私の気持ち ページ18
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私を好きだ。と言ってくれた松野君の目は真剣だ。
きっと暴走族のメンバーだって事をを隠す事だって出来たはずだ。
それをしなかったのは松野君の真剣さと優しさだと思う。
「松野君…ありがとう」
千冬「おう」
私の気持ちは松野君が好き。
それだけは変わらない。
ただ………
「_____私も松野君がすき。だけど場地さんの話を聞いたりすると、いつか松野君も…とか考えてしまうの。」
千冬「…………」
「松野君_____私とずっと一緒に居てくれる?死なないって約束してくれる?」
君と気持ちが同じ。
それだけで幸せになれるのは間違いない。
ただ不安が無い訳じゃない。
君が居なくならないって約束が欲しいのだ。
千冬「あぁ。死なない」
「______私も好きです。付き合ってください」
千冬「うわぁ…良かった。マジで振られるのも覚悟した。怖かったー」
松野君がしゃがみ込ん照れ笑いの顔を私に向ける。
そんな松野君がとても可愛い。
「私の方が先に好きになったんだよ?だからタケミチ君に紹介してもらったもん」
千冬「マジ?映画の時は偶然じゃなかったのか」
「策士なので!!私」
千冬「だってAさん綺麗だし、オレなんか相手にされてねぇんだろうなって思ってた」
松野君は立ち上がって私の方を向いて手を差し出した。
「?」
千冬「手ェ繋ご!A」
「ま、松野君…」
千冬「オレの事は千冬って呼んで」
「ち…ちふゆくん…」
松野君は私が照れて顔を真っ赤にしているのを満足そうに眺めている。
差し出された手を握る勇気が出てこず、モジモジしてしまっていると、松野君から手を引き寄せられて腕の中に閉じ込められた。
「ひゃっ…!!」
千冬「あー。ずっと抱きしめたかったし、触れたかった。Aめっちゃいい匂いするし」
「(まって…大胆すぎて心臓もたないよ…っ)」
千冬「千冬って呼んで」
「ち…千冬くん」
千冬「君かーー。まぁ慣れるまでいいか!」
それから2人でたわいもない話をしてから千冬君に家まで送ってもらった。
千冬「じゃあ、帰るな」
「うん、またね」
千冬「家ついたらメールする」
千冬君はバイクに乗って夜道に去って行った。
まだ両思いなのが信じられないけど、こんなに幸せな日はないと思った。
(初めての彼氏が初恋って…嬉しい)
(今年のクリスマスは1人じゃねーな)
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茜89 - やっぱ千冬は何をしてもカッコイイなー!(その反面可愛いし)この作品と千冬とちゅんさんが大好きです!更新頑張ってください!!(ちょいエロ系好きっス←) (2021年7月11日 0時) (レス) id: 8347574646 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 雪見大福さん» 私も青春したかった… (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 椎さん» 大好きって嬉しいです!これからも頑張りますね!! (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 郁乃さん» ありがとうございます!これからも頑張ります! (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - やべ青春だぁ…いいなぁ (2021年6月26日 13時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゅん | 作成日時:2021年6月16日 13時