【東卍】ちふゆくんとらぶち

新しいお友達 ページ19

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ヒナ｢A〜!!おめでとう｣


｢ありがとう｣


今日はヒナにお祝いって言われて、駅前のカフェに来ている。千冬君と付き合ったのをヒナに話した。突然ヒナが｢お祝いしよう!!｣って連れてきてくれたのだ。



ヒナ｢さてさて、洗いざらい吐いてもらうよ｣


｢______これが目的だったな｣



私はヒナに今まであった事を全て話した。
ウンウンと聞いてくれるヒナ
告白されたことを伝えると｢キャー｣って自分の事のように喜んでくれてる。

良い友達もったよね、私






エマ｢あれ、ヒナ？｣


外のテラス席で話していると、突然ハーフ顔の女の子に話しかけられた。
(めちゃくちゃ可愛い…)



ヒナ｢エマちゃん｣


エマ｢久しぶり!お友達といるのに声掛けちゃってごめんね｣


ヒナ｢大丈夫!!私の友達のA｣


｢Aです。初めまして｣


エマ｢エマです！宜しくね｣



ニコニコ笑う子は本当に可愛かった。
話し方も雰囲気も可愛いし、いい子なのが滲み出ている。



ヒナ｢松野君の彼女だよ｣


エマ｢え!?千冬の？｣


｢うん｣


ヒナ｢東卍総長マイキー君の妹で、ドラケン君が好きな恋する乙女だよ｣


エマ｢ヒナ!!紹介の仕方｣




(マイキー？ドラケン？)
なんだか聞いた事がある名前に頭を捻らせているとピコンっと携帯が鳴った。


《今タケミっちと一緒！ヒナちゃんといるなら合流しない？》




｢ヒナ、千冬君がタケミチ君と居るから合流しない？って連絡きた｣


ヒナ｢分かった！ココで合流しよ｣




私は千冬君にすぐにメールの返事を送る。



《ヒナと駅前のカフェで待ってていい？》


《おう、すぐ行く》




携帯を閉じてヒナを見て、｢すぐ来るって｣と伝えると｢分かった｣と返事が帰ってきた。




エマ｢いーなー！2人ともデートじゃん｣


｢エマちゃん好きな人居ないの？｣


エマ｢居るよー！全然振り向いてくれないの。あーぁ、Aちゃんくらい可愛ければ付き合えてるのかなぁ。｣



ぷぅ。と頬を膨らますエマちゃんは恋する乙女って感じでめちゃくちゃ可愛い。




｢私は可愛くないよ｣


エマ｢超可愛いよ!!ていうか綺麗!!｣


｢へへ、嬉しい｣


エマ｢友達になりたい！連絡先交換しよ｣


｢いいよー！｣



エマちゃんと連絡先を交換していると、｢お待たせ｣とタケミチ君の声が聞こえた。
振り向くとタケミチ君、千冬君とあと2人が立っていた。
私はこの2人をしっている。





｢この前助けてくれた方とドラゴンさん!!｣



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