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君の気持ち ページ17

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あの後は松野君に家まで送ってもらった。
終始二人とも無言だったがその無言がとても心地よかった事だけ覚えている。


けど、これって結構気まずいよね?

私めっちゃヤバい奴になってない!?
急に抱きつくとか普通に不審者並にやばい気がする。









________________





《Aさん、これから時間ある?》

何日かたったある夜の22:00を回ったところ。
松野君からメールがやって来た。


《あるよー!》


《ちょっと外来てくれない?》



家の外にバイクの排気音が聞こえてきた。
(松野君ってバイク乗ってたっけ…)


少し肌寒いため、厚めのカーディガンを羽織って家の外に出ると松野君がバイクと共に居た。

松野君の服装は黒の特攻服を着ていた。
(特攻服…松野君ってもしかして)




千冬「遅くなってごめんね。後ろ乗れる?」


「わかった」


松野君にヘルメットを渡されて、それを付けてバイクの後ろに跨る。
初めて乗るバイクに戸惑う。



千冬「オレの腰に手を回して捕まって」


「う、うん」


千冬「安全運転で進むからビビんなよ」


私の手を握り自分の腰へ手を回させる。
その力が思ったより強くて、私はボブっと彼の背中へダイブしてしまった。



「わ、ごめんね」


千冬「大丈夫、行くぞ」









________________






少しバイクを走らせて着いたのは夜の海が見える高台だった。



「夜の海って怖いのに、空は綺麗」


海は真っ暗で怖いのに、星空はすごく綺麗
怖いと綺麗のコラボレーションはなんとも言えない感情になった。




千冬「_____話があるんだ」


松野君の方を見ると真剣な顔をしながら私を見つめていた。
きっと話の内容はだいたい想像がつく。




千冬「オレさ______東京卍會のメンバー、壱番隊副隊長なんだ」


私は松野君の話を黙って聞くことしか出来ない。
今は話を聞いた方がいいと思ったのだ。

そこからは東卍の事と場地さんに何があったのかを話してくれた。





千冬「コレが今のオレ」


「うん」


千冬「_____それを踏まえて聞いて欲しい。

今まで人を傷つけてきた人生だった。

オレ以外はみんな雑魚だと思ってた時期もあった。

そんなオレを変えてくれたのが場地さんだった。

そして________そんなオレが初めて人を好きになった。


Aさん…好きだ。」





松野君がしっかりと私の目を見て伝えてくれたのだ。





(こんなにも君から目が離せない)









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茜89 - やっぱ千冬は何をしてもカッコイイなー!(その反面可愛いし)この作品と千冬とちゅんさんが大好きです!更新頑張ってください!!(ちょいエロ系好きっス←) (2021年7月11日 0時) (レス) id: 8347574646 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 雪見大福さん» 私も青春したかった… (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 椎さん» 大好きって嬉しいです!これからも頑張りますね!! (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 郁乃さん» ありがとうございます!これからも頑張ります! (2021年6月30日 1時) (レス) id: bbc261a5c4 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - やべ青春だぁ…いいなぁ (2021年6月26日 13時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゅん | 作成日時:2021年6月16日 13時

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