新たな任務 ページ4
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『お呼びでしょうか』
あの戦いから数日だった日、
私は七代目に呼ばれて火影室にきていた。
七代目は私を見るなり「悪かったな、呼び出して」と言った。
『平気です。任務でしょうか』
「あぁ、頼みたい事があるってばよ。その前に腕の怪我と毒の調子はどうだ?」
『腕を切って毒のまわりを遅くしたのが功を奏した様です。もう平気です』
「実はいま第7班がついている任務でトラブルが起きてそうなんだってばよ」
『ほんと、ボルト達の任務レベル突然変わりますよね』
「ハハッ、全くだってばさ」
七代目から貰った資料には青さんが亡くなったこと。
ムギノさんが戦死した事、ボルトと同じ痣は楔(カーマ)というらしい。その楔を持つ少年が現れたらしい。
『……私はこの少年に会いに行けば宜しいですか?』
「あぁ、その少年とボルト達の様子を見に行って欲しい。俺も後から行くってばさ」
『かしこまりました』
印を組んでワープゲートを展開させる。
一度行ったことがある研究所のためワープゲートで行けるのだ。そこへ入る前に七代目に「まだ少年なんだ、頼むぞ」と言われたのだった。
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研究所に到着し、中に入ろうとすると道端に続く血の跡があった。何故だか分からないが研究所ではなくその後を追うことに決めた、こういう時の私の感は働く
裏路地に行くと犬の手当をしている少年に出会った。
彼の右手は血まみれでこの血の跡だと分かり、私は彼に近づく
「なんだ、てめぇは…」
『____うちは A』
「名前を聞いてんじゃねぇよ、テメェも俺を追ってきたのか!?」
『え、貴方に興味は無いけど任務だからね』
彼は私を見て戦闘態勢に入る。
ボロボロの彼に私が負けるわけない、余裕を持って立っていると「クソっ…」と彼の悔しそうな声が聞こえた。
『とりあえず腕の怪我の治療をさせて』
「断るね」
『あんた本当に可愛くないわね』
「黙れ!!殺すぞ!!」
凄んだところで何も怖くない。
私はきっと目の前の少年よりたくさんの死闘を繰り返してきた、青臭い少年の凄みなんて意味が無い。
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ちゅん(プロフ) - プリンさん» えぇ、感想嬉しいです^. .^ ੭私の自己満の夢小説だったんですけど、こんなに喜んで貰えたら更新頑張れます!!^. .^ ੭笑 (7月19日 6時) (レス) id: 7cfd562139 (このIDを非表示/違反報告)
プリン - 凄いほんとにすごい!サラダがシスコンなのがちょっと意外かも…ボルトとの関係にすごいドキドキしてこっちまで顔赤くなっちゃった!!!めっちゃニヤニヤしまくってた!!!ありがとうございます! (7月17日 9時) (レス) @page32 id: b0a3cb570a (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - こーがさん» コメント気付きませんでした!嬉しいコメントありがとうございます!ですよね、分かります!私も妄想を小説にしてしまいました!(笑)奇跡起こりましたね!笑 (5月25日 23時) (レス) @page21 id: 7cfd562139 (このIDを非表示/違反報告)
こーが(プロフ) - サクラちゃんのピンクを受け継いだサラダちゃんと姉妹設定のソレをちょうど最近妄想した私にとってこの作品との出会いは奇跡でしかない。ありがとうございます。 (2023年4月25日 0時) (レス) id: da454ef0ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゅん | 作成日時:2023年3月28日 23時