検索窓
今日:2 hit、昨日:60 hit、合計:63,435 hit

46話 ページ47

.





三日後、
私は目を覚ます。
横には「あーうー」と言いながらパシパシと叩く風我がいた。


『んんん、私の可愛い風我!』


ギューっと抱き締めていると「キャッキャ」と嬉しそうに笑っている。風我の声にテマリがやって来た。




「起きたかい」

『あ、テマリ姉さん。お世話になりました!』

「大使として1週間後に砂に行くんだがAはどうする?」

『!!……そろそろ戻ろうと思ってたからいい頃合いかも』



風我の目を見るとピンク色の目をしていた。
今は暴走もしていないし、私の中の木花咲耶姫も暴走はないと言っている。

(大きくなるにつれて風我の中の木花咲耶姫もおおきくなる。それからかな)















_________________________________






『風我〜、パパに会えますよ〜』

雷車に乗り腕の中にいる風我に話しかける、
パパと言う単語に少し不思議そうな顔をしている。

『あと、お兄ちゃんとお姉ちゃんにも会えますよ〜』



7ヶ月ぶりだ。
砂隠れの里に帰るのは。
私自身が我愛羅、愛音、シンキ、みんなに会いたいのだ。




「このまま砂で過ごすのかい?」

『はい、木花咲耶姫の修練の際はもう一度木ノ葉に滞在するかもしれませんが、私は砂隠れに嫁いだので早く家族の元に帰りたいです。』



嬉しそうに話すAを優しい顔で見つめるテマリ、
そんな話をしているとあっという間に砂隠れの里に到着したのだ。




雷車から降りると「A」と愛しい人が私を呼ぶ声が聞こえた。目を向けると我愛羅が駅まで迎えに来てくれていたのだ。



『我愛羅!』嬉しさのあまり私は我愛羅に思いっきり抱き着いた。もちろん風我はテマリ姉さんが抱いてくれている。

久しぶりに会ったのだ。
彼の匂い、温もり、その全てが私へと染み渡る。




「元気そうだな」

『我愛羅も』


二人で笑いあっているとテマリ姉さんが「んんっ!」と咳払いをした。腕の中の風我が不思議そうに私たちを見ていたのだ。


私はテマリ姉さんから風我を抱き上げて我愛羅の元へやってきた。赤髪の風我は間違いなく我愛羅の子だ、見た目は瓜二つだった










.

47話→←45話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (63 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
250人がお気に入り
設定タグ:NARUTO , BORUTO , 我愛羅   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

リアナ(プロフ) - すみません、他の火影ではないと思います。言うとすれば他の影たちであってます。 (5月27日 0時) (レス) @page12 id: 90e3b2b81c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちゅん | 作成日時:2022年10月17日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。