風影の妻【BORUTO軸の我愛羅】 (ページ46)

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45話ページ46

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木ノ葉の病院に着くとちょうど二人が運ばれて来た所だった。『お待たせ』と伝えると「大丈夫よ、お願いね」とサクラに言われた。

『木花咲耶姫、』と呼ぶと木花咲耶姫が現れた。
そしてAの瞳がピンク色になった。

ボルト、サラダが寝かされているベットの中心に立つ。

「私はボルトを、ツルネはサラダをお願い。シズネさんは私達のフォローを」

「わかりました。」

「分かったわ、任せて」

「Aも、宜しくね」

『えぇ』

印を組んで木花咲耶姫を使用する。
するとピンクのチャクラが二人を包むように発動した。
それと同時に三人は医療忍術を始めたのだ。

手術は長い事かかった。
二人はなんとか一命を取り留めた。

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『ふぅ……終わったぁ…』

倒れるように座り込むA、
「助かったわ、ありがとう！！」とサクラは言って二人と病室を出て行く。

(あぁ…我愛羅に会いたい…シンキにも…愛音にも…風我にも…)

ウトウトとする意識を保ちながら立ち上がると腕をゆっくりと引っ張られた。
その本人を見るとシカマルが私のそばに立っていた。

「おっと…助かったよ、A」

『シカマル…お願いがある。』

「めんどくせぇけど分かってるよ」

シカマルはAを背におぶった。
『寝る、運んでくれ』と言ってAは意識を手放した。

「破天荒女…俺が我愛羅に殺されるからしっかりしろよ」

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奈良家

「帰ったぜ」

そう言うと中からテマリと風我、後ろからシカダイが迎えに来てくれた。
俺の背にいるAを見て「どうしたんだい！？」と声を上げるテマリに「Aを寝かせるから布団を用意してくれ」と伝えた。

「あ、あぁ…わかったよ」とテマリはシカダイに風我
渡して布団を用意しに向かう。

「親父…A叔母さんは大丈夫なのか？」

「あぁ、チャクラの使い過ぎだ。」

話していると「ふぇ…っ」と風我がグズり始めた。
ヨシヨシとあやすシカダイを見ると少しだけもう一人と考えてしまうシカマルがいた。

そんな気配を感じてか『……もう一人欲しい？』と苦しそうに喋り出すAに「どうでもいい事は喋るな、寝てろ」と言って中に連れて行く。

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