風影の妻【BORUTO軸の我愛羅】 (ページ44)

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43話ページ44

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あれから3ヶ月が経ち、風我の首も座った為
私は木ノ葉の里で任務に着いている。

まぁ、任務といっても里全体を覆う結界の調節
そして結界術の指導、後は感知と結界の併用の研究など様々な事をやっている。

木ノ葉の里には育休？としているはずが、結構仕事をやっているのだ。シカマルと私は親戚関係になっているはずだが？

思いやりがたりない！！足りないのだ！！

「んだよ？その顔は」

横にいるシカマルは私の顔を見て面倒くさそうな顔をしている。私の気持ちが分かって言っているのだ、睨んでやった。

『ねぇ、私は育休なんだけど！？』

「知ってる、だがお前が言ったんだろ？ヨロシクって」

『もっと休ませてよぉぉ…』

「どーせ休んだら仕事させろ！って言うんだろ」

『ふふ、確かに』

目の前にある書類を片付けながら横に寝かせてる風我を見る。
ベビーベッドで寝ている息子は我愛羅と同じ赤髪で、
娘も赤髪、息子も赤髪、我愛羅の血を強く受け継いでいる。

しかし目を開けると私と同じ目をしている。
ピンク色の目をしていて瞳の中には桜がある、朝比奈家の血を濃く受け継いでいる。

チャクラ量は私より多いかもしれない。
息子は…少し大変な人生を送る可能性がある、

私よりチャクラも多く木花咲耶姫の継承者、
しかし私は自分の過去とは違い愛情を持って育てる。
それだけは決めている。

「何らしくもなく悩んでんだよ」

『シカマル、アンタって本当に鋭いよね』

「何年お前といるんだよ」

シカマルは立ち上がり風我の元へ歩いて行った。
目を覚ました風我を抱き上げる姿は彼らしくない、
「あう、あ」とシカマルに向けて手を降っている。

その手を握るシカマルは父親の顔、そして木ノ葉を守る側近の顔もしていた。

『……アンタって良い父親よね』

「うるせーよ」

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「Aを呼んでくれってばよ。シカマル」

「あぁ」

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