42話 ページ43
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『それに風影様が木ノ葉に来たら会えるわ』
「____愛音やシンキが寂しがるだろうな、」
『そうね…ちゃんとお別れも言えなかったもの。』
「俺が…一番耐えられるか分からない、」
(こんなに愛情を込めて愛し合っても、我愛羅はまだ私の愛を欲して、必要としてくれる。)
『私は…幸せ者ね』
我愛羅をギュッと抱き締める。
そして『大丈夫、貴方には私の他に愛する娘が一緒に居てくれるわ、もちろん息子も』と伝える。
「あぁ…」
『名前を決めましょう、この子に沢山の愛が溢れる様に』
二人で見つめるスヤスヤと眠る君、
貴方はパパとママの宝物。
そしてこれからの次世代を生きる希望、
平和になっても強くなる事を諦めないで、
誰かを守る事をやめないで。
そして幸せいっぱいに生きて、
「もう決めてある、 風我 (ふうが) だ。」
『風我、素敵な名前ね』
「愛音も風我も…今後の忍の里に新たな愛や風を持ってきてくれる。この二人は忍の未来だ」
『そうね…私達が子供達の未来を守りましょう。』
微笑み会って私たちは別れた。
少しの間、シンキ、愛音、我愛羅に沢山寂しい思いをさせるかもしれない。
それでも私は風我を守る責任がある。
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『そんな訳で少しの間だけお世話になるわね!七代目!シカマル!!』
抱っこ紐に風我を連れたまま火影室に挨拶に来たAに呆れ気味の二人、ナルトもシカマルも聞いていなかった為、「事前に申請しろよ、破天荒娘」とシカマルに注意された。
『いいじゃない、昔のアカデミーのよしみで!!』
「はははは…本当にAは成長しないってばよ」
「七代目、追い出すか?」
『あー!!そんな事したら砂隠れと戦争だかんね!』
ウインクをしながら二人を見るA
ナルトとシカマルは呆れ顔をしながらもAが木ノ葉にいるのは里にとって大きな利益になると思っている。
今はボルトの楔の事、襲撃の事、
いろんな面で里の防御強化が必要な時期だ。
そんな中、朝比奈家歴代の中でもトップのチャクラ量と結界術を持つAが居る事がプラスなのは間違いない。
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リアナ(プロフ) - すみません、他の火影ではないと思います。言うとすれば他の影たちであってます。 (5月27日 0時) (レス) @page12 id: 90e3b2b81c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゅん | 作成日時:2022年10月17日 7時