風影の妻【BORUTO軸の我愛羅】 (ページ42)

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41話ページ42

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あれから毎日のように色々な人が朝比奈家へ来てくれる。

「わぁ、ママ赤ちゃんだよ」

「ヒマワリにもこれくらいの時があったのよ」

ヒナタ、ヒマワリちゃん

「かっわいいわね～！！」

「本当に、赤ちゃんは可愛いわ」

いの、サクラ

「ん、よく頑張ったね」

カカシ先生

「男の子か、我愛羅(父親)じゃなくA(母親)に似ないと苦労するよ」

「か、母ちゃん…」

テマリ姉さん、シカダイ

「破天荒女の娘は破天荒だからなーー。我愛羅に似れば大人しくなるんじゃないか？」

「男の子は父親に似る傾向があるからな、ナルトとボルトの様に」

「うっ…何も言い返せねぇってばよ」

ナルト、サスケ

『風影がこんなに里を空けて大丈夫なの？』

「心配ない、カンクロウに任せてきている。」

『それならいいのだけど、』

沢山の人に祝ってもらえるこの子は幸せ者だ。
愛音にもシンキにも会いたい、
けど…二年は砂隠れに帰れない、これはどうしようもない事実。

Aはしっかりと我愛羅を見つめる、
そして我愛羅も真剣な顔をしてAを見る。

『我愛羅、五大国は今大変な事になってるわよね？』

「あぁ、大筒木の襲来があったからな」

『こんな時にごめんなさい、けど二年間は砂隠れへ戻る事は出来ないの。』

私の真剣な顔に我愛羅の肩が小さく跳ねた。
そしてとても不安そうな顔になった、そんな彼の頬をゆっくりと撫でる。

『我愛羅も見たと思うけど…この子は朝比奈家の力を大きく引き継いで産まれてきたの、つまり木花咲耶姫の継承者となる子なの。』

「あぁ、」

『____木花咲耶姫の継承者は産まれる時からピンクのチャクラを持って産まれるの、ピンクのチャクラは同じ木花咲耶姫の継承者以外が触れるとチャクラ酔いを起こしてしまうの。

そしてこの子は私よりも…膨大なチャクラを持って産まれてきている。つまり暴走をしたら私一人では止めれないかもしれないの…ツルネのいる、臣下のいる、朝比奈家でなければ…』

「二年…会えないのか？」

『ふふ、私の旦那様は寂しがり屋ね…一年は確実に砂隠れには行けないけど、この子が歩けるようになる頃にはチャクラは安定するわ』

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