28話【現在】 ページ29
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あの日以来、私は愛音に修行を付けている。
その中で私はわかった事がある、
愛音は結界術に長けている、
そして雲母を使い我愛羅やシンキのように身体に纏うことが出来るようだった。
(この子は…強くなるわね、)
体術はまだまだだが、結界術と雲母使い
それだけでかなりの戦力が見込める。
『今日はここまでよ。テマリ叔母さんがくるからね』
「テマリ叔母さん!!シカダイにーにもくるの?」
『ふふ、来るみたいだよ』
「やったー」と言って顔を赤くしながらピョンピョンしてる娘、早い恋に戸惑う。
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その日の夜、
晩御飯の用意をしていると「お邪魔するよ」とテマリねぇさんの声がした。
愛音の声が聞こえ「いらっしゃーい!!」と言ってお出迎えをしているようだった。
『テマリねぇさん、いらっしゃい』
「A、すまないね。お邪魔するよ」
『なに言ってるんですか、テマリねぇさんの実家ですよ』
愛音は「シカダイにーに!」と言ってシカダイを引っ張っている。「お、オイオイ」と言いながら困っているシカダイ
「ハハハ、破天荒女の血は争えないねぇ」
『____面目ないです…』
「うちのシカダイが困ってるのを見るのもいいね」
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その日の夜、
「ただいま戻りました」とシンキが帰宅したがいつものように「にーに!!」と言って出迎えてくれる愛音が来ない。
パタパタと足音がして『お帰りなさい、シンキ』と義母上が出迎えてくれたのだ。
「義母上…愛音は?」
『あー、愛音は…』
義母上が目線をリビングへ向ける、
そこからは愛音の楽しそうな声が聞こえてきたのだ。
シンキは不思議そうにリビングに向かうとシカダイと楽しそうに笑っている愛音がいた。
「あ、お帰りにーに!」と言って笑顔を向けてくれたが、いつもの様には抱きついて来てくれなかったのだ。少し呆気に取られているシンキ、
嬉しそうにシカダイと遊ぶ愛音、
固まるシンキ、空気を読んだシカダイ
大爆笑するテマリ
自分の血は争えないとため息を吐くA
..
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リアナ(プロフ) - すみません、他の火影ではないと思います。言うとすれば他の影たちであってます。 (5月27日 0時) (レス) @page12 id: 90e3b2b81c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゅん | 作成日時:2022年10月17日 7時