27話 ページ28
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『っ…ハァハァ…、母上様…っ!』
「悲しいわ、朝比奈家も終わりなのね…」
『母上様のせいで…ずっと…ずっと、私が苦しんだ事も知らないくせに!!!』
印を組んでチャクラを思いっきり自分の中へ溜め込んだ。
母上は私を見て「その術を使うとあんたは動けなりますよ」と微笑み私を見る。
『私は…母上様も父上様もみんなみんな恨んだこともあります…どうして私が木花咲耶姫を継承しないといけなかったのか、
ツルネじゃなかったのか、
2人は木花咲耶姫の継承者である私に厳しく、ツルネには優しくて愛情深く、
私は母親の愛情も父親の愛情も…知らない!!!
そんな2人が大嫌いでした…』
「____弱い娘よ、あなたは…本当に弱い…!」
母上様も印を組み体内へチャクラを溜め込み始めた。
(この術で本当に母上様に…勝てるの…)
『出来ないかもしれない、そんな事をファンの理由にしたくないの!!』
「来なさい!!A!!!」
私のチャクラと母上様のチャクラがぶつかり合い。
かなりの衝撃と、爆発が起こった。
それに巻き込まれ私は思いっきり吹っ飛ばされる、
吹っ飛ばされた先に岩があり衝撃を覚悟したがいつまで経っても衝撃はこず、
目を開けると砂がAを護っていた。
『これ…は、我愛羅の砂?』
目線を前に向けると封印班が母上様を封印しようとしている所だった、
こちらを見る母上様は一言「私は貴方を愛していましたよ。信じられないかもしれませんが…貴方は私の大切な娘です」と言いそのまま封印されたのだ。
(最後に何いい母親面してんのよ…)
チャクラを使い過ぎて項垂れていると
私を岩の衝撃から護ってくれた我愛羅が「大丈夫か」と心配そうにコチラを見たのだ。
『大丈夫です、』
「良くやった 」
『私はまだまだ弱い…けど、忍なの…助けてくれてありがとう我愛羅…!』
お礼を言うと彼が「当たり前だ」と微笑んだのだ。
ドキンッと心臓の跳ねる音がした。
あぁ、これが一目ぼれっていうやつなのね、
戦争が終わったら求婚しよう、恋人にしてもらおう…
そう決意しながらAは意識を手放した。
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リアナ(プロフ) - すみません、他の火影ではないと思います。言うとすれば他の影たちであってます。 (5月27日 0時) (レス) @page12 id: 90e3b2b81c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゅん | 作成日時:2022年10月17日 7時