26話 ページ27
.
迫ってきては私達が後退する。
そんな繰り返しが繰り広げられていた。
四人の影達。
しかし、私の予想が正しければ影以外にもう1人…
そんな事を考えていると、フワッと毛布のようなものが肩から掛けられた。
その人を見ると我愛羅がAの傍に来ていたのだ。
「____砂の夜は風邪をひく、暖かくしていろ」
『あ、ありがとうございます…我愛羅様』
「我愛羅でいい、それより何を見て警戒しているのだ」
『嫌な…嫌な予感がするの』
我愛羅がAを見ると手が震えていた。
(穢土転生の話を聞いてから少し様子がおかしいと思っていたが、何かに脅えているのか…)
「大丈夫だ、杞憂だと信じろ」
『うん、そうだよね…』
遠くを見つめる彼女、
その先に見つめるものを我愛羅は知りたくなった。
(その理由は今はまだ分からない。)
_________________________________
「これ以上下がる訳にはいかん、この辺で迎え撃つしかなかろう。」
「だな」
我愛羅とオオノキ様は遠距離から攻撃をすることに決めた様だった。私は我愛羅に近付き『気を付けて』と一言伝えると「あぁ」と言ってオオノキ様と攻撃に向かった。
そんな中、私は気付いてしまった。
やっぱり貴方も生き返ってしまったのですね…
『____母上様、やはり貴方も……』
我愛羅とオオノキが他の影と戦っている横かピンクのチャクラが大きく光り出した。その光は木花咲耶姫の光だった。
私が近づくと母上様がコチラを見ていた。
「____A、元気にしておりましたか」
『はい、母上様』
「木花咲耶姫を継承したのはAですか」
『はい、私が継承しました。』
「その力を見せてみなさい!!」
お互いが印を組み木花咲耶姫を作り出した。
2人をピンクのチャクラが包む、隣には女性の咲夜姫が立っていた。
『咲夜姫、母上様を封印するわよ』
「えぇ、過去の私になんて負けないわ」
お互いが体術、幻術、全て同じような攻撃になり
攻撃がぶつかり相殺されてしまう。
母上は穢土転生、私は生身
チャクラにも体力にも限界が近付いてきた。
.
250人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リアナ(プロフ) - すみません、他の火影ではないと思います。言うとすれば他の影たちであってます。 (5月27日 0時) (レス) @page12 id: 90e3b2b81c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちゅん | 作成日時:2022年10月17日 7時