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20話 ページ21

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「ママ」



ある日、我愛羅は火影邸、シンキは任務へ行っていて愛音と2人で居る時に真剣な顔をした愛音と目が合った。

それは普段の愛音からは想像出来ないほど決意を決めた目だった。


私は洗い物をやめて愛音の元へ行きソファーへ座る。
愛音もソファーへ座らし『どうしたの?』と彼女に聞くことにした。






「ママ…女の子でも風影になれる?」

『……えぇ。』




愛音の言いたい事が分かった。
この時代、忍以外にも道は沢山ある。
昔みたいに戦争も五大国の不仲もない。

なら私は愛音には忍だけではなく他の道を選んで欲しい。母親のエゴかもしれないけど、命の危機は感じて欲しくない、そう思っていたのに。


(____私と我愛羅の血は争えない…か…)






「愛音が………愛音が将来風影になる!!だからママ、私に修行をつけて!!!」


愛音は4歳、4歳になった所なのだ。
アカデミーは6歳から、それまでは小さな子供のように過ごさせたかったのに。

(こんな真剣な目を私は…断れるというの?)





『愛音、どうして忍になりたいの?風影になりたいの?』

「…………愛音は…ママやパパのピンチに何も出来なかった。にーには沢山力になってたのに…」

『それは愛音がまだ小さ…「小さいを理由にしたくないの!!」………愛音…』




半泣きな顔をしている娘、
こんな小さな子が自分は無力だと思い悩んでいたのだ。
(親失格なの…?私が倒れたから?情けなかった?)






『愛音の気持ちはよく分かったわ、パパと相談するから少しだけ待ってくれる?』

「____うん…ママ、お願い」






愛音はとぼとぼと思い足取りで部屋に戻って行った。
考えれば考えるほど辛い方向へ考えてしまう、

愛音が怪我をしたらどうしよう。
任務が大変で命の危険にあったらどうしよう。

なにより愛音が任務で命を落としたらどうしよう…



(我愛羅…私達の娘は将来を決めだしたのかもしれない…)













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設定タグ:NARUTO , BORUTO , 我愛羅   
作品ジャンル:アニメ
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リアナ(プロフ) - すみません、他の火影ではないと思います。言うとすれば他の影たちであってます。 (5月27日 0時) (レス) @page12 id: 90e3b2b81c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゅん | 作成日時:2022年10月17日 7時

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