風影の妻【BORUTO軸の我愛羅】 (ページ19)

今日:17 hit、昨日:60 hit、合計:63,450 hit

18話ページ19

.

火影邸の屋上に向かうとそこには、サクラ、サラダ、ヒナタ、ヒマワリ、カンクロウ、ヨド、アラヤ、シカマルが居たのだった。

「なっ…！A、お前なに病院抜け出してるんだよ！」

『煩い、シカマルは黙ってて』

「はぁ…破天荒女は健在か…」

溜息を吐くシカマルを他所に「風影夫人、大丈夫ですか！？」とヨドとアラヤがコチラに来た。

『貴方達も無事で良かったわ』と伝えて頭を撫でてやる。少し照れくさそうな顔をする2人、

「____体調はどうなんだ？」

『カンクロウ兄さん、私は大丈夫です。それより我愛羅が……』

「アイツは大丈夫じゃん」

不安になりながら待っていると時空感忍術が発動したのだった。火影邸の屋上に発動された為、これがナルト達なのか大筒木なのか緊張が走る。

時空感忍術の中から出て来たのはナルト達だった。
我愛羅も怪我をしているが、後ろから現れ無事だった。

『我愛羅…っ！！』
Aは我愛羅に駆け寄り抱き着く、それをゆっくりと抱きしめ返す我愛羅、

「抜け出してきたのか、」

『っ…ごめんなさい、』

「Aが無事で安心した」

私はシンキの方に目線を移し『おいで、おいで』と手招きをする。
シンキは不思議そうに2人の元へ行く、

愛音を受け取り我愛羅に渡す、
するとAは思いっきりシンキを抱き締めた。

「は…っ、義母上！！」

『ありがとう…愛音を守ってくれて、ありがとうシンキ…』

精一杯シンキを抱き締めると照れくさそうに「はい…」と返事をしたのだ。
(なんて可愛い息子)

我愛羅もシンキに「良くやった」と褒めていた。
それに本当に嬉しそうにするシンキ、母より父か…と思ったのは内緒にする。

「みんな、お疲れ様だってばよ。とりあえず今日はもう休んでくれ、また明日話そう」

そう言ったナルトの掛け声でみんな帰路につく。

私も「姉様、病院に戻ってください」とツルネに言われたが『家族の愛の方が早めに治ります！』と文句を言ってみんなとホテルへ帰ったのだった。

.