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13話 ページ14

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トーナメント形式の試合は順調に進み、
決勝戦はボルト、サラダ、シンキの3名になった。




『サクラの娘よね?』

「そうよ、負けないわよ!しゃーんなろーっ!」

『シンキも負けないわよ!』



お互いの息子、娘の健闘を祈りながら試合を見ていた。
試合はボルトが勝った。

だがそれは公平な試合ではなかった、ナルトの息子、ボルトの科学忍具使用により失格

会場がざわめく事態になっていたのだ。





「何だあれ?」
しかし、そんな事態もものともしない緊急事態が起こった。
空の上に白い何かが浮かんでいたのだ。
(あれは…人?)



思わず腕の中にいる愛音の背中にポケットから出した札を貼り付ける。
手をかざし印を組む、そしてもう一度空の上を見つめた。


その人のようなものは会場に降り立った。





「ママ…」
腕の中にいる愛音が怖がって震えている、そして私にギューッと抱き着き今にも泣きそうな顔をしている。



『大丈夫よ、愛音はママが守るから』

安心させるようにポンポンと背中を叩くも会場はただならぬ雰囲気をかもしだしている。



会場にいる大筒木と名乗る敵が地面に手を突っ込むと会場が崩れ始めた。
もちろん、火影達の居る所も崩れたが我愛羅なら無事だろう。まずは会場の人と愛娘を守らなくては。



私の周りにいる一般人の人達に札を投げる。
『その札を必ず離さず持っていてください!!』と叫ぶと「もしかして…護り姫様…」と私の事を知っている人が声をあげた。


私が木ノ葉の護り人だと分かった瞬間、みな私の投げた札を握り締めた。

そして印を組むと札を持っている人達の周りに結界が現れた、私のチャクラが持つ限り札を持っている人は安全だ。




「姉様!!」


声がする方を見ると朝比奈 ツルネ、私の妹が居た。
私が砂隠れに嫁いだ事により木ノ葉の守り人を継承した妹だ。




『ツルネ、里のみんなを外へ誘導して』

「はい!姉様!!」




ツルネは里のみんなを外へ誘導し始めた。
(チャクラが持てばいいけど…)

腕の中にいる娘をどうにかして外に出さなければならない。しかし私がここを離れると大筒木が会場の外に出るのを食い止められないかもしれない。


葛藤しているとシンキが「義母上!!」とこちらにやって来たのだ。









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設定タグ:NARUTO , BORUTO , 我愛羅   
作品ジャンル:アニメ
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リアナ(プロフ) - すみません、他の火影ではないと思います。言うとすれば他の影たちであってます。 (5月27日 0時) (レス) @page12 id: 90e3b2b81c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゅん | 作成日時:2022年10月17日 7時

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