1話 ページ2
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目を覚ますと隣で愛しい人が寝ていた。
赤髪で額に愛、と描かれた私の旦那様だ。
頭を撫でるとサラサラと髪の毛が揺れる。
『我愛羅おきて、朝だよ』
「_____あぁ……」
しっかりしている我愛羅も朝が少し苦手だ。
少し眠そうに身体を起こす我愛羅の胸元がはだける。
あぁ、えろい。セクシー。
ずっと見つめていると少し顔を赤くした我愛羅が私の目元を隠す。
いい匂いがする。なんて思っていると「あんまり見るな」と言って顔を赤くしている。
と思う。見れないのが残念。
『今日は会議があるんでしょ?』
「あぁ、中忍試験の事でな」
『……木ノ葉でするんだよね』
「そうだ、Aも里帰り出来るし良かったな。」
『っ………大好き、我愛羅』
ぎゅーっと抱き着くとポンポンと背中を叩かれた。
そして「遅れる」と言われて離された。
我愛羅が会議に向かった後に娘の部屋に向かう。
我愛羅との間に出来た娘は3歳になる所だ、名前は愛音
髪は我愛羅に似て綺麗な赤髪、顔のパーツは私に似ていると思う。それくらい可愛い顔をしている。
『愛音、起きて服を着替えるわよ』
「や、ねむい……」
『だめ!』
愛音を起こしてパッパと服を着替えさす。
「ふえぇぇん…」と泣く娘を抱っこしてリビングへ向かう。
そこには起きて食器を並べているシンキが居た。
「義母上、おはようございます」
『シンキおはよう、もうママって呼んでって言ってるのに』
「い、嫌です……」
嫌がるシンキは可愛い。
我愛羅が迎えた養子だが、私は自分の息子の様に扱っている。シンキが来てから3年になる。
もう立派な下忍だ、それにいいお兄ちゃんでもある。
「にーに!!」そう言いながら両手をシンキに出す。
戸惑いながらも妹を抱っこするシンキ、可愛すぎる。
息子と娘!!カシャカシャとカメラで写真を撮っていると「義母上、やめてください…」とシンキに本気で嫌がられたのだ。
『うぅ、息子と娘が可愛すぎて…ごめん』
「それより_____義母上、明日より一足先に中忍試験会場の木ノ葉に行ってまいります。」
『い、言わないでシンキ…っ!!寂しくて泣きそうなの…』
「_____明後日には義父上と共に来るでしょう?」
『そうだけどっ!けど、1日息子に会えないのが辛い…』
私が床で項垂れているとシンキは愛音をベビー椅子に座らせて自分も椅子に座ったのだ。
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リアナ(プロフ) - すみません、他の火影ではないと思います。言うとすれば他の影たちであってます。 (5月27日 0時) (レス) @page12 id: 90e3b2b81c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゅん | 作成日時:2022年10月17日 7時