【黒子テツヤ】余命＿年の真っ白少女と透明少年〜出逢い〜【心拍数＃0822】

＊。心拍数＃�鶩 ＊。 ページ8

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「それは絶対にない」


『どうして？』


「あいつらもカラフルだから」



少女は意味が分からないと言うような表情をして、
首を傾げた。



「あいつらも目が痛くなるくらいカラフルだから」



少年の言葉に少女は、ふふっ、と小さく笑う。



『…そう、明日が楽しみだわ。待ち合わせは？』


「中庭の入口に10時集合。
会うのはあの木の下がいいと思うんだけど」


『ええ、それで良いわ』


コンコン


「入るよー？」


「あ、遥さん。こんにちは？」


「こんにちは修造くん。疑問形なのね」



栗色の髪を揺らして笑う女性。



「時間が微妙なんで、つい」


『遥さん、丁度良かったわ！明日の10時、
中庭に行きたいのだけれど…良いかしら？』


「うん、いいよ。でも体調よかったらね」


『ありがとう！！』


「ちょっと修造くん、Aちゃん何でこんな
テンション高いの」



笑いながら問う。



「オレの後輩、Aのタメに会うんです」


「成程〜♪Aちゃん、よかったね」


『はいっ』





少女は綺麗に微笑んだ。


*

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