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*。心拍数#鶸鶤 *。 ページ22

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『どう? 似合ってるかしら?』



遥「とっても!!」




数日後、Aは帝光中の制服に袖を通していた。
2年目にして初の制服。それだけでもAの胸を高鳴らせるには充分だった。




『じゃあ、行ってきます…で良いのかしら』



遥「うん、それで良いのよ」




2人が受付の近くまで来ると、Aと同じ中学の男子版制服姿が目に入った。




『…!! 黒子さん』



黒「あ、おはようございます」



遥「嘘!? いつの間に!?」




どうやら遥は黒子の存在に気がつかなったようだ。
信じられないという顔をしている。



遥「とりあえず1人で帰って来るようなコトはしないでね。誰かに送ってもらう、もしくは私に電話を寄越す。
分かった?」




『ええ。じゃあ行ってきます』



黒「失礼します」



遥「2人とも行ってらっしゃーい」











『迎え、ありがとう。車椅子まで押して貰っちゃって』



黒「いえ。気にしないでください」




Aは空を仰ぐ。視界には散って葉しか残っていない桜の木と、黒子の水色の髪。

『黒子さん』と呼んでみれば、彼の整った顔が視界に。




『貴方、綺麗な顔してるわよね』



黒「白貫さんの方がお綺麗ですよ」



『っ、』




A自身から話題を振ったにも関わらず、予想外の反応に顔を逸らしてしまう。
顔に熱が集まっている。

落ち着こうと思い、鞄から本を出す。




黒「あ、その本面白いですよね」



『知ってるの!?』



黒「はい。と言うかその作者の作品が好きです」



『分かるわ、それ』




病院では話の合う人が居無かったからか、語り始めるA。黒子もそれに楽しそうに相槌を打つ。

とても心地良く感じるこの時間。
盛り上がって来た所で学校に着いてしまった。




『もう着いてしまったのね、残念』



黒「クラス同じなんですから、また話せますよ」



『そうね』



黒「あとこの作品、緑間君も好きなので」



『ふふ、楽しみだわ…そう言えば朝練は?』



黒「今日はありません。折角ですから校内案内しますよ」



『ありがとう、助かるわ』




校舎横にも縦にもとても広かった。その所為でかエレベーターもある。



『ここの図書室広くて良いわね。本も沢山あるし』




朝だが開放しているらしい。
車椅子から立ち上がりAは本を手に取るとパラパラとそれを眺めた。



黒「じゃあそろそろ職員室向かいますか」



『そうね』




2人は職員室へ向かった。

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柑子露草(プロフ) - 凉葉さん» お久しです(ノシ 'ω')ノシ 絶対に可愛いですよ!もうほんとに!! されたい((蹴← ありがとうございますっ!! (2014年8月2日 8時) (レス) id: 830b7798e6 (このIDを非表示/違反報告)
柑子露草(プロフ) - 凉葉さん» ばんわですっ(ノシ 'ω')ノシ バンバン ありがとうございますぅぅぅぅ(( (2014年6月9日 22時) (レス) id: 830b7798e6 (このIDを非表示/違反報告)
柑子露草(プロフ) - 焔さん» (* 'ω')ノwww (2014年5月11日 18時) (レス) id: 830b7798e6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 柑子露草さん» ノシ (2014年5月11日 18時) (レス) id: 046ff7d08a (このIDを非表示/違反報告)
柑子露草(プロフ) - 焔さん» ('ω')ウィッス← 頑張ります(ノシ 'ω')ノシ (2014年5月11日 18時) (レス) id: 830b7798e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柑子露草 | 作成日時:2014年4月8日 8時

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