【黒バス×デュラララ】池袋“最キョウ”の透明少女〜帝光編〜

御伽噺�鵺�鶸�鶻 ページ32

*



『ざっくりとこんな感じかな』



そういえば僕
なんで今日会ったばっかのひとに話てんだろ
馴れ合うつもりなんて無いはずなのに



灯「Aちゃん、無シ色って灯奈も入れる？」



『…まあ。でも袋のだよ？灯奈は袋の住人じゃねーだろ』



灯「それでも入りたいの」



『特に面白いコトとかねーよ？』



灯「Aちゃんが創ったところだから、十分面白そうなの〜」



『…どうして灯奈は、今日会ったばかりの奴の言うコトを信用できるんだ？さっきのだって僕が仕組んだかも知れないよ？』



灯「それはないの。だってAちゃんは

テッちゃんの兄妹だもん＾＾」




テツヤと兄妹だなんて
灯奈には言って無いのに



『何で…』



灯「前にね、テッちゃんとお話したとき
教えてもらったの」



＊*＊*＊*



灯「ねーねー、テッちゃんはきょーだい いないの？」



黒「…いました」



灯「もう、いないの？」



黒「四年前、行方不明になりました」



灯「…そっか…ごめんね…」



黒「でも、


信じてます。


生きてるって。


約束しましたから。


Aは、絶対に」



＊*＊*＊*



灯「それでね、どんな人なのか聞いたんだ。

目元はテッちゃんに似てて、

銀色よりの薄い水色のきれいな髪。

それで自分より周りを優先する優しい人だって」



凄く嬉しそうに話す灯奈。






そっか灯奈は、









.









.









昔の無邪気だった頃の“わたし”に似てるんだ。







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