5話 ページ6
『あの、自転車は楽しいですか？』
手嶋「ああ、楽しいさ！」
『私でも乗れますか？』
青八木「漕ぎ続ければ強くなれる。だから大丈夫」
漕ぎ続ければ…
手嶋「自転車は乗りたいんだったら乗ればいい。辛かったらおりればいい。その選択も自分が決めるしかないんだ」
自分が決める…
青八木「総北は支え合うチームだ」
手嶋「だから心配する事はないさ」
支え合う、チーム…
『答えてくれてありがとうございます』
手嶋「ああ。これからも何かあれば相談しろよ」
青八木「約束」
『はい！』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
手嶋先輩と青八木先輩と別れて教室に行く。
小野田「あ、Aさんおはよう」
教室に入ると小野田君が挨拶をしてくれた。
『おはよう、小野田君』
小野田「Aさんは部活何に入るか決めた？」
『うん、決めたよ。自転車競技部ていう所に入るつもり』
さっきの手嶋先輩と青八木先輩の言葉で決断がついた。
小野田「そっか。僕はアニ研に入りたいんだ」
『そうなんだ。アニメ好きなの？』
小野田「うん！毎週アキバまで自転車で通ってるんだ！」
『え！？アキバまで自転車で！？』
ここから往復90kmくらいあるのに！？
小野田「うん！」
『す、凄いね…』
そんなにアニメ好きなんだ…私も自転車が好きになれるといいな…
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
キーンコーンカーンコーン
「起立、礼」
「「「さようなら」」」
『小野田君、また明日ね』
小野田「うん、さようなら！」
『さようなら』
教室から出て、自転車競技部の部室に向かっていると…
「今日、野球部の見学に来てよ！」
「サッカー部の見学に来なよ！」
「いや、バレー部の見学に来て！」
また捕まった…どうしよう…
ポン
手嶋「すみません、彼女は自転車競技部に入るので」
青八木「行くよ」
『え？きゃっ』
また、2人に助けられた。
『あ、あの。今回もありがとうございました』
手嶋「ん？いや、こっちこそ悪い。勝手に部室に連れてきて」
『あ、それは大丈夫です。もともとここに来るつもりでしたから』
青八木「ここに、入るの？」
『はい！お2人の話を聞いて決めました』
手嶋「そうか！俺達は歓迎するぞ」
青八木「コクッ」
『ありがとうございます！』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 55人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「逆ハー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2022年5月10日 1時) (
レス) @page7 id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
断然ポカリ派民 - 続き楽しみ〜！更新頑張って下さい！(((o(*ﾟ∀ﾟ*)o))) (2020年8月12日 16時) (レス) id: 60ae0496f5 (このIDを非表示/違反報告)
桜彩 - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年7月28日 21時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Azuki | 作成日時：2020年5月26日 16時
