とあるコンビニ店員の日記【呪術廻戦】

5日目:オススメパン ページ5

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今日も特に変なお客さんは来なかった。



あ、だけど嬉しいことがひとつあったので、それを書こうと思う。





今日、特徴的な眼鏡をかけた出来るサラリーマンっぽい男の人がレジへと来た。
割とよく来る常連さんだ。




いつもパンを買っていく。
パンが好きなんだろう。






そしてうちは、店員おすすめの商品を各ジャンルでポップを書いたりして宣伝している。





と言っても、うちには店長も含め、5人ほどしかバイトの居ない店なので、ほとんど私が書いている。





そして、このお客さんは、いつも私がオススメするパンを買ってくれるのだ。





たまたまだと思っていたのだけれども、何だかやっぱり嬉しいので、つい、これオススメのパンのやつですよねと言ってしまった。




すると、眼鏡の人は、





「ええ。人の意見なんて大抵当てにはなりませんが、ここのオススメは、本当に美味しいので」




そう言ってくれた。




「あのポップは、ここのバイトが書いているのですか」




そう聞いてきたので、そうですよと答えれば、
ではその方にお礼を言っておいてくださいと返ってきた。




もう言ってもらえてますよ、とは言わず、分かりましたと頷いた。




あの人がまた美味しいパンを食べられるように、私も頑張ろうと気合いを入れた1日だった。

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