leaf ~D.Gray-man~ 3rd

poker 8 ページ10

Aside

｢以前から思ってたんだけど……

アレンくんとAの腕って…少し脆いよね。｣

『………っ！』

正直、少し傷ついた。

＿＿これも、寄生型の欠点なのかな。

そしてコムイさんの言葉を思い出す。



｢アレンくんにも、のちのちいうことになるけど…

Aちゃんとアレンくんのそのイノセンスは、もともと対(つい)になっているものなのかもしれない。

シンクロ率は多少の誤差があるけれど、形も性能もほぼ同じようなものだ。
てことは…

受けた傷までも同じになるわけではないけど、“イノセンス自体”になにか変化が現れたなら、その時はどちらも同じように変化するんじゃないだろうか。｣



『…変化……』

今回のこれは変化ではないけれど、イノセンス自体になにかあってこうなったのではないだろうか。……ただ疲れただけなのかもしれないけど。

『……まぁ、安静にしてれば治りますって。そんなことより今は元帥探しです。』

そう言って、無理やり自分を奮い立たせた。






｢あー、知ってるぜソイツなら。
おかしな仮面つけた赤毛の異人だろ？｣(中国語)

｢むほっ！？｣

『……(ごくっ)なんて言いました？』

｢わ、わかんないです…
り、リナリー！！

このおじさん何か知ってるみたいです！！｣

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