poker 6 ページ7
Aside
まずは1匹。
次は……
__右。
轟音をたてて現れたアクマを右腕でひと突き。一瞬にしてアクマは破壊された。
__あとは…
あたりを見回したその時、後ろからまた轟音が響きアクマが現れた。
火判!!
「ぷうっ」
残りはラビが破壊してくれた。
右腕は発動を解いてすぐ痙攣を始めた。……ほっといちゃダメなやつかな…
その時気づいた。
__…アレンの左腕も、酷く震えてる。
やっぱり、コムイさんが言ってたことは本当なのかも。 私はアレンのコートの袖を少し引っ張った。
『アレン、左腕だいじょぶですか』
「えっ……べ、別に大丈夫ですよ?」
『いや、私も痙攣酷くて。なんでしょうね、これ。』
「そうだったんですか?
…でもこれ、他の人にバレちゃうと変に心配かけるような気がして…」
『ですよね。放っておけば治る気もしますし。』
こそこそ話していると、ラビが怒ったように私たちに言った。
「もぉーイヤさっお前ら怖ぇ!!特にアレン!アクマよりお前らが怖ぇっ!!」
「えっ?どうしてですかラビ」
「突然撃ち出すなつってんさ!!」
「仕方ないでしょ僕は少しでも被害を減らそうと…
Aもそうですよね!?」
『はい てか喧嘩しないでくださいね?』
「「うっ……」」
2人がやっと落ち着いた。その時……
「どいてっ!!」
空からリナリーの声が聞こえたと思ったら、目の前に着地した。その肩にはガタガタと震え上がったネコが……
「ただいまー…って、何してるの3人とも。」
『リナリーが……空から降ってきてその風力で吹っ飛んだだけです。』
ネコが震える意味もわかる気がする。この風力じゃ、相当な速さで飛んできたに違いない。
私たちが立ち上がると、ラビの上から今度はブックマンが降ってきた。ラビが半分潰されてる。
「おかえりリナ嬢。どうじゃった?」
「うん、捕まえてきたわ。
はい!まだ胃袋に入ってないわよ。」
確かに…ネコの口からティムが見える…
「あーよかったティム」
「しかしよく喰われるな……」
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珱月(プロフ) - 亜月さん» ありがとうございます。゚(゚^ω^゚)゚。 頑張って更新します! (2016年8月14日 18時) (レス) id: a15ea40ce6 (このIDを非表示/違反報告)
亜月 - 更新頑張って下さい! (2016年7月21日 17時) (レス) id: f4f75aec8b (このIDを非表示/違反報告)
珱月(プロフ) - 凛乃さん» ハジメマシテ(°▽°) いつもお読みいただき、本当に本当にありがとうございます(ノД`、) オチ有りですね…φ(.. )ご協力ありがとうございます´`* これからも、どうぞよろしくおねがいします! (2015年8月31日 21時) (レス) id: a15ea40ce6 (このIDを非表示/違反報告)
凛乃(プロフ) - 初めまして!とても面白くて、いつも楽しませてもらってます!私はオチ有りがいいです!!できればアレンですかね~!長文失礼しました (2015年8月31日 17時) (レス) id: 8157c16726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:珱月 | 作成日時:2015年8月20日 12時