KURENAI 3 ページ50
天音side
『それで!これからラビはどうすんの?』
林を抜けた先でそう聞いてみる。
「さっきジジイに呼ばれたから、港へ戻るさ。」
『ジジイ?』
「オレの師匠ってとこさね」
へぇー、お師匠さんがいるのね。そう思ってふと後ろを向けば、さっきからうなだれたままの女の子が見える。
『……リナリー、だっけ?大丈夫かな…?』
ラビにこそっと尋ねると、ラビも後ろをちらと見てから答えた。
「……大丈夫さ。きっとすぐ元気になる」
__そうだろうか。
心に深い傷をおったような表情。
すぐに元気になれるだろうか……
「おっと、港が見えてきたさ!」
ぱっと前を向けば、久々に見る海とボロボロの船が見えた。
船員と見られるたくさんの人の間を縫うように進み、船の先へと向かった。
『………ゲッ』
ウォンさん……!
慌ててラビの後ろに隠れる。
「? どうしたんさ、天音?」
『…ちょっと隠れさせて!
あの人、アジア支部の人。僕がここにいるのバレたら連れ戻される……!』
「なんで!?お前何したん!?」
こそこそとラビに隠れながら進む。
リナリーはウォンさんと知り合いだったみたい。なにやら話しているのをこっそり聞くと、どうやらさっきラビが言っていた殺されたかもしれない人が見つかったらしい。
「…辛いとは存じますが、お察しください。
……ん?そこにいらっしゃるのは……
天音くんではないですか!!
どうして突然支部を抜け出したのですか!バク様が必死で探しておられるのに全く見つからない上にこんなところに…!!」
『あぁぁ見つかっちゃった……』
くそ……せっかく逃げきれたと思ったのに…
やっと更新できました〜〜。゚(゚^ω^゚)゚。
読んでくださっていた皆さん、本当にお待たせしました、すみませんでした(_ _*)
もしかしたらもう忘れられてるかも…と思いながら書いてます…
これから少しずつ更新していくので、まだ見放されてないようでしたらこんなお話でよければ読んでやってください…!
そして、ページの上限が来たので区切りが悪いですが続編行きます!
次からはAちゃんはあまり出てこなくなります(;・∀・)代わりに新しい主人公として、天音さんをじゃんじゃん出していきますよ〜!
てことで、続編もよろしくお願い致します!
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←こんにちはです。
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珱月(プロフ) - 亜月さん» ありがとうございます。゚(゚^ω^゚)゚。 頑張って更新します! (2016年8月14日 18時) (レス) id: a15ea40ce6 (このIDを非表示/違反報告)
亜月 - 更新頑張って下さい! (2016年7月21日 17時) (レス) id: f4f75aec8b (このIDを非表示/違反報告)
珱月(プロフ) - 凛乃さん» ハジメマシテ(°▽°) いつもお読みいただき、本当に本当にありがとうございます(ノД`、) オチ有りですね…φ(.. )ご協力ありがとうございます´`* これからも、どうぞよろしくおねがいします! (2015年8月31日 21時) (レス) id: a15ea40ce6 (このIDを非表示/違反報告)
凛乃(プロフ) - 初めまして!とても面白くて、いつも楽しませてもらってます!私はオチ有りがいいです!!できればアレンですかね~!長文失礼しました (2015年8月31日 17時) (レス) id: 8157c16726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:珱月 | 作成日時:2015年8月20日 12時