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Dark 17 ページ35

Aside

炎を散らして燃えていく白い物体。
その上を2人で登っていく。

『……あ、
あそこに……!』

そこには、スーマンの姿があった。

「エクソ…シスト……」

「アレンていいます」

『…A、です』

息を切らしながらそう言った。スーマンはそれを見て、そして口を開いた。

「命が…尽きたみたいだ。

オレは死ぬ…
きっとこの化物の姿も…消えるだろう。

すまない…
家族に会いたかったんだ。


申し訳ない」

涙を流しながら、スーマンは言った。

「……A。」

『わかってます』



何かが切れる 音がした

それでも構わないと 思えたんだ



「スーマン、僕の左腕とAの右腕であなたとイノセンスを切り離します。
その時、あなたをひっぱり出しますが…」

『私の力だけでは多分無理です。でも…』

「僕の右手は折れてて力が入らない。噛んでください。 絶対離さないで!!」

私たちがそういうと、スーマンは心配そうに私たちを見た。

アレンはそれを見てにこっと笑った。



そして、スーマンのイノセンスに手を伸ばした。




バチッ

イノセンスに触れた瞬間、電流のようなものが体中を貫いた。

『…く…っ!』

右腕が裂けそうだ。痛みで叫び声さえも出ない。

__だめだ、早くしないと…!

私たちまで危ない……!!

「やめろ…君たちまで命を取られるぞ……

やめろ…
オレは殺した…っ
仲間も、たくさんの人間も……

もうやめろ!!」

スーマンの言葉は無視して、私はスーマンの左腕を掴んだ。アレンも右手を出す。

「いいっ 生きるんです………っ

その人だちの分までっ しあわぜになって

ぼ… 僕は……っ

あなだの幸せを…ねねっ願って………ます」

全身に力を込める。スーマンをひっぱり出すために、イノセンスを切り離すために。

『「うおおおおおおおおおおお!!!!」』



ピシ、

亀裂が入ったような音がした。

そのまま倒れるように体が傾いて……


意識がとんだ。








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設定タグ:D.Gray-man , Dグレ , 珱月   
作品ジャンル:アニメ
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珱月(プロフ) - 亜月さん» ありがとうございます。゚(゚^ω^゚)゚。 頑張って更新します! (2016年8月14日 18時) (レス) id: a15ea40ce6 (このIDを非表示/違反報告)
亜月 - 更新頑張って下さい! (2016年7月21日 17時) (レス) id: f4f75aec8b (このIDを非表示/違反報告)
珱月(プロフ) - 凛乃さん» ハジメマシテ(°▽°) いつもお読みいただき、本当に本当にありがとうございます(ノД`、) オチ有りですね…φ(.. )ご協力ありがとうございます´`* これからも、どうぞよろしくおねがいします! (2015年8月31日 21時) (レス) id: a15ea40ce6 (このIDを非表示/違反報告)
凛乃(プロフ) - 初めまして!とても面白くて、いつも楽しませてもらってます!私はオチ有りがいいです!!できればアレンですかね~!長文失礼しました (2015年8月31日 17時) (レス) id: 8157c16726 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:珱月 | 作成日時:2015年8月20日 12時

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