Dark 10 ページ28
Aside
『っ!?』
なにかに強く引っ張られ、そして視界が開けた。
__ここは…外……?
「A!!」
アレンに呼ばれて我に返ると、どんどん落ちていっていることに気がついた。アレンが左腕のイノセンスを発動させてスーマンのいた場所に捕まり、気づくのが遅れて反応出来なかった私の手を握った。
『す、すみません……ありがとうございます。』
「大丈夫ですよ。…早くスーマンを止めましょう。」
『はい!』
そう言ってスーマンの方を向き、大きな声で呼んだ。
「スーマン!!
死んじゃダメだ、がんばって!!今そこから出しますから………!!」
私は、アレンとタイミングを合わせてスーマンの体を引っ張った。しかし全く動かず、ビリビリと電気が走る。スーマンは苦しそうに悲鳴をあげた。
血を口から吹き出し、私たちの顔や髪が血で染まる。
「誰だ…
そこにいるのは 誰だ……」
「スーマン………!!」
「呪われろ…
呪われろ 呪われろ呪われろ呪われろ 呪われろ呪われろ呪われろ呪われろ呪われろ呪われろ呪われろ呪われろ呪われろ呪われろ呪われろ呪われろ
神も使徒も 何もかも呪われてしまえ……!!
すべて……
壊れてしまえ」
36人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
珱月(プロフ) - 亜月さん» ありがとうございます。゚(゚^ω^゚)゚。 頑張って更新します! (2016年8月14日 18時) (レス) id: a15ea40ce6 (このIDを非表示/違反報告)
亜月 - 更新頑張って下さい! (2016年7月21日 17時) (レス) id: f4f75aec8b (このIDを非表示/違反報告)
珱月(プロフ) - 凛乃さん» ハジメマシテ(°▽°) いつもお読みいただき、本当に本当にありがとうございます(ノД`、) オチ有りですね…φ(.. )ご協力ありがとうございます´`* これからも、どうぞよろしくおねがいします! (2015年8月31日 21時) (レス) id: a15ea40ce6 (このIDを非表示/違反報告)
凛乃(プロフ) - 初めまして!とても面白くて、いつも楽しませてもらってます!私はオチ有りがいいです!!できればアレンですかね~!長文失礼しました (2015年8月31日 17時) (レス) id: 8157c16726 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:珱月 | 作成日時:2015年8月20日 12時