Dark 5 ページ23
Aside
「いっけぇ!!!ぶっ殺せやぁ」
『なに……!?』
アクマたちが白い物体に向かっていく。その波に私たちは飲まれてしまった。
「きゃあっ!」
「あっ……」
アレンとリナリーの手が離れた。
『リナリー!!』
必死に手を伸ばすものの、リナリーは見えなくなってしまった。
私はアレンと共に、アクマの波の中に取り残された。
『どうしよう……っ』
アクマがあたりをびゅんびゅん飛んでいく。その時、正面から突っ切ってくる黒いなにかが見えた。すると、またぐんっと引っ張られるような感覚が私の襲った。
気がつくと、私は大地に降り立っていた。
「は、速いねリナリー…ごめん、大丈夫だった?」
「うん!
それより……」
リナリーが笑顔で答えた次の瞬間、さっきの白い物体が攻撃を受けはじめた。
白い物体の周りを取り囲むように、黒い円ができている。
__あれは……!!
『アクマ……!?』
「まさか、アクマたちはあの白いモノを狙って来たのか………!?」
その時、リナリーの顔がひきつった。
『? リナリー…!?』
「あれは………スーマン…?
あっ……
きゃぁあぁぁぁぁぁあああああああああぁぁああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「リナリー!?」
リナリーは突然叫び出した。
『リナリー!どうしたんですか!?』
ガタガタと震えるリナリーが、ぽつりと呟いた。
「咎落ち………
し、使徒の…なり…そこない……!!」
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珱月(プロフ) - 亜月さん» ありがとうございます。゚(゚^ω^゚)゚。 頑張って更新します! (2016年8月14日 18時) (レス) id: a15ea40ce6 (このIDを非表示/違反報告)
亜月 - 更新頑張って下さい! (2016年7月21日 17時) (レス) id: f4f75aec8b (このIDを非表示/違反報告)
珱月(プロフ) - 凛乃さん» ハジメマシテ(°▽°) いつもお読みいただき、本当に本当にありがとうございます(ノД`、) オチ有りですね…φ(.. )ご協力ありがとうございます´`* これからも、どうぞよろしくおねがいします! (2015年8月31日 21時) (レス) id: a15ea40ce6 (このIDを非表示/違反報告)
凛乃(プロフ) - 初めまして!とても面白くて、いつも楽しませてもらってます!私はオチ有りがいいです!!できればアレンですかね~!長文失礼しました (2015年8月31日 17時) (レス) id: 8157c16726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:珱月 | 作成日時:2015年8月20日 12時