Dark 4 ページ22
アレンside
船から連れ去られ、ここまで僕の足を掴んできたアクマ。こんなところで殺されるわけには行かない。僕は足を掴んでいるアクマに攻撃した。
「ギャン!!
このクソエクソシスト暴れんじゃ……
あっ」
やった!離れられた!
と思った直後、また掴まれてしまった。
「へへへへ、落とすもんかよ。
オメーはオレんだ。
ぶっ殺……」
アクマの声が消えた、と思ったら…
頭上から爆発音が聞こえ、僕は宙へ投げ出された。
__アクマが破壊された……?
「アレンくん…っ」
リナリー……!!
僕はリナリーの方へ手を伸ばした。
『リナリー、Aが後ろに……』
「ええ、わかったわ。」
Aは無事だろうか……
不安な気持ちを抱えながら、僕はリナリーに手を引かれて飛んでいた。
Aside
「アレッ?後ろのやついなくね?」
アクマの声が響いて後ろを振り向くと、アレンを捕まえていたアクマがいなくなっていた。
「それとも見落としたんかな?オーーイ!」
その時……
すぐ横で爆発音が聞こえた。それに続いて上から聞こえ、私は逆さまに落ちた。
「Aっ!!」
『!! ……リナリー?』
私がリナリーの名前を呼ぶと同時に、ぐんっと手を引っ張られた。
「A!よかった…無事だったのね!」
『リナリー……と、アレン?』
アレンが私の手を引いていた。それをリナリーが引っ張っている。
「はい。僕もリナリーに助けられちゃいました」
苦笑いをしながらアレンが言った。すると……
「出たぞぉ!!ギャハハハハハ!!」
私たちが目にしたもの、それは……
空に浮かぶ白い物体だった。
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珱月(プロフ) - 亜月さん» ありがとうございます。゚(゚^ω^゚)゚。 頑張って更新します! (2016年8月14日 18時) (レス) id: a15ea40ce6 (このIDを非表示/違反報告)
亜月 - 更新頑張って下さい! (2016年7月21日 17時) (レス) id: f4f75aec8b (このIDを非表示/違反報告)
珱月(プロフ) - 凛乃さん» ハジメマシテ(°▽°) いつもお読みいただき、本当に本当にありがとうございます(ノД`、) オチ有りですね…φ(.. )ご協力ありがとうございます´`* これからも、どうぞよろしくおねがいします! (2015年8月31日 21時) (レス) id: a15ea40ce6 (このIDを非表示/違反報告)
凛乃(プロフ) - 初めまして!とても面白くて、いつも楽しませてもらってます!私はオチ有りがいいです!!できればアレンですかね~!長文失礼しました (2015年8月31日 17時) (レス) id: 8157c16726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:珱月 | 作成日時:2015年8月20日 12時