2日目:昼 黒の密室 ページ14
Aside
悩みに悩んだ末
おそ松「………じゃあ…
開けるぞ…」
A「……う…ん…」
私達が出した答えは
おそ松「………
…黒で合っていてくれ……」
黒いドアだ
最初に白い部屋に当たっていたから
次は黒だと…考えたのだ。
おそ松が黒のドアのドアノブをぎゅっと握った
もしこれで…何かあったりしたら
…怖い
おそ松「……
……っ…A…」
______ぎゅっ
A「………え…?」
突然おそ松が私の手をぎゅっと握って
おそ松「…大丈夫
……大丈夫だから。な…?」
敢えて私の目は見ずに、小さな声で言った
A「……
…ありがと」
……おそ松…私が怖がってたのわかってたのか
…私は握られた手をきゅっと握り返した
その後すぐにおそ松が深呼吸をして
ドアをゆっくりと開けた
______キィィ___
…黒いドアの部屋は
真っ暗で何も見えない部屋だった
A「わ……く、暗っ……」
______バタンッ
おそ松/A「っ!?;;」
どんな部屋なのか考える余地もなく扉が閉まって
完全に何も見えない状況になってしまった
A「まっ…まさかここっ……」
……私達…ハズレの部屋ひいちゃった…?
…だって、暗くて何も見えないんじゃ…
出ることも、脱出条件を読むことも…できない
おそ松「っ…く、くそっ…ま、まだ諦めちゃダメだ!手は絶対離すなよA!;;」
幸いおそ松と私は手を握って部屋に入ったからお互い離れていない
A「う、うんっ…」
私達は焦ったが、考えることはやめなかった
おそ松「っ…あ、あっ…!;ケータイ!!;」
少ししてからおそ松がケータイの存在を思い出した
…暗い部屋もケータイの明かりでなんとかなる
私も慌ててケータイを片手で取り出した
…が
A「…え、えっ…!?で、電源つかないんだけど…」
どけだけ電源ボタンを押してもケータイは真っ黒のまま
おそ松「っ…!?;お、俺も…っ…;;」
…っ…ど、どうしよう
絶対絶命の危機に迫ってきた
A「何か…何かいい方法……っ…」
おそ松「はぁっ…お、落ち着け…落ち着け俺…」
手に汗を握り、唇を噛み締め脳みそ全部使って考えたが
…頭がぐるぐる回ってまともに考えられなかった
A「そもそも明かりがないと…何もできないじゃん…」
諦めモードに入った
その時だった
おそ松「……っあ
そ、それだ!;」
おそ松が何かを思いついたかの様に声をあげた
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ももまつ(カラ松girl)(プロフ) - 戻ってきてください(・△・) (2019年3月26日 12時) (レス) id: b070c34685 (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - とっても面白いです!!これからも頑張ってください!更新待ってます! (2018年11月29日 22時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 戻ってきてください!(´;ω;`) (2018年2月13日 22時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
トランペット - 更新頑張って下さいね!続き楽しみにしています (2017年11月11日 15時) (レス) id: c093bb2ad6 (このIDを非表示/違反報告)
おだんご*°F(プロフ) - 頑張ってください!更新楽しみにしてます(*^^*) (2017年10月8日 13時) (レス) id: d3fb2c974d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まねみー | 作者ホームページ:
作成日時:2016年10月16日 20時