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嫉妬薬*チョロ松 ページ42

まねみー担当




Aside




私の彼氏は


チョロ松「…………何。」


嫉妬してくれません


A「……いやいやいやいや…。おそ松にぎゅってされてんのに少しは何か言ったらどうなの…」


おそ松「チョロちんはほんと情薄いよなー(ぎゅぅぅ」


チョロ松のお兄さんであるおそ松にぎゅってされてても


チョロ松「…情が薄い……と言うかどうでもいいし。バカなことやってないでお前も就活しろよ。


…俺ちょっとコンビニ行ってくるから。」


この通り微動だにしない


え?何故おそ松に抵抗しないのかって?


……おそ松にぎゅってされて拒まないのは私の作戦でもあるのだ。


だってこんな対応取られるんだよ!?彼氏にだよ!?


嫉妬させたいじゃん…?拒むも何もむしろ事前におそ松に頼んで私が仕組んでいることだ


とまぁ…この作戦をかれこれ2週間は続けているのだが


A「どうして嫉妬してくれないのかなぁ……」


何も感じてなさげなチョロ松を見て、私はもうそろそろ心が折れそうだ


おそ松「チョロちんは情薄いけど何も思ってねぇってことは無いと思うんだけどなぁww」


ケタケタと笑いながらおそ松は言った


A「だって自分の彼女と男家に2人きりにするぐらいだよ!?絶対なんとも思ってないでしょ……はぁ…」


泣きそうなのを我慢しつつわーわー喚いた


……嫉妬されたい求められたい


そう思うのは、チョロ松が好きだから


…チョロ松はほんとに私のこと好きなのだろうか


やばい、考えただけで涙が……


おそ松「………


…ならさA。」


A「何よ……」


おそ松は自分のポケットに手を突っ込んで


______コトッ


……ビンに入った錠剤をちゃぶ台の上に置いた


A「これ……何…?」


変な色の錠剤で思わず危ない薬なのかと疑ってしまいつつ、食い気味に聞くと


おそ松「いっひひー。これはな、嫉妬薬って言うんだ」


………はぁ?


A「嫉妬薬?;;何それ…」


おそ松「飲ませた人をこれでもかって言うぐらい嫉妬させる薬ー♪いやぁ優しい優しいおそ松様がね、君の為に通販で買っといたんだよ♪」


怪しい薬の入った瓶の蓋を開け、そう言いながら私に一粒錠剤を渡して来たおそ松


おそ松「……さ、これあげるから


使うか使わないかはA次第ーっと」


A「えっ、あ、お、おそ松?;どこ行くの?;」


おそ松「ちょっとタバコーー♪」


______バタンッ


……嫉妬薬……か。

嫉妬薬*チョロ松→←再会薬*カラ松[続]



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作者名:まねみー&むつ x他1人 | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年9月21日 20時

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