忘れ薬*おそ松 ページ1
まねみー担当
Aside
おそ松「ん?なんだよA〜俺に見とれてる?」
A「は、は?バカじゃないの。…み、見とれてます」
高校2年生の私は、病気で入院をしている
小さい頃から入退院を繰り返していて、あまり軽い病気ではないらしい
おそ松「ははっwwかっわいいなぁww(なでなで」
私の頭を撫で、物好きながら私を可愛いと言うこいつは
私の彼氏の松野おそ松君
幼馴染で、よくお見舞いに昔から来てくれる子だ
ある日そんなおそ松に突然告白されて
私は嬉しくて舞い上がり、おっけーした
私もおそ松が大好きだったから
……でも
今思うと、なんでおっけーしちゃったんだろうなって思う
A「…おそ松」
おそ松「ん?」
私はおそ松が今でも大好きだ
誰よりも大切で、ずっと一緒に居たい人
だけど私は
A「…キスしてくれない?」
…おそ松ともう、一緒には居られない
おそ松「……
…しょーがねぇなぁwこの松野おそ松様が濃厚で強烈なキスしてやるよ!」
A「のっ!?;;い、いいからっ、ふ、普通にっっ!;」
……このキスをすれば
もう、会えない
おそ松「……いいから、目閉じてよ」
A「…ん。」
おそ松は私の唇に軽くキスをしてから
宣言通りのキスをした
吐息があつくて、おそ松の唇があつくて
もうこれが感じれなくなるのかと思うと
涙が出てきた
おそ松「…はぁっ…はぁ…
……A…ずっと側にいるからな(ぎゅぅぅ」
おそ松はそう言って口を離し、私を抱きしめ
しばらくしてから浅い眠りについた
A「…ごめんねおそ松」
『ほ、本当にいいの…?おそ松兄さんに…忘れられちゃうんだよ?』
『いいの。デカパン博士にもありがとうって言ってて
それと、絶対おそ松には本当のこと言っちゃだめ、教えちゃだめだよ』
『……わかった…』
『ねぇおそ松、これ食べて。美味しいよ』
『まじ!?食う食う!』
…私もう、死んじゃうんだ
病気が発達して、あと一ヶ月で死んじゃうんだって
だからさ、忘れてね
あなたは優しいからきっと悲しむ
あなたの悲しむ顔なんて見たくない
私のこと忘れて、他の人と幸せになって
私はボロボロと涙を流しながら
おそ松の口に、青い小さなハートの錠剤を入れ、飲ませた
______
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作者名:まねみー&むつ x他1人 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年9月21日 20時