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堀「それじゃあ行ってきますね」
山「主…このままでは行けない」
大「……離してくれないか？」
貞「あーるじっ、大丈夫だから！」
『…やーだ』
審神者は山姥切と大倶利伽羅の戦闘服を掴み離さない。
それを無理に振り払えず、困る二振り。
翌朝、審神者は頭痛もなく体調も優れすぐに回復した。そして、山姥切と堀川、大倶利伽羅、太鼓鐘は資材集めと自身の実力アップの為に出陣をする事に。
始め不思議そうな顔をして四振りを見ていた審神者は、堀川に出陣する事を伝えられ、頷いていた。
だが、いざ行こうとすると、後を着いてき服の裾を引っ張ったのである。
薬「たーいしょ、俺っち達と一緒に待ってようぜ」
『……やー…』
山「必ず戻る」
薬「ほら、旦那達もそう言ってんだ。大丈夫だから待ってような」
薬研は審神者を抱き上げ、裾を掴む手を離させる。
すると、審神者は薬研にぎゅっとくっつく。
堀「それじゃあ行ってきます」
貞「ちゃんと待ってるんだぞ？」
加「主、バイバーイって」
『……ばい、ばい…』
少しだけ不貞腐れた顔をして手振る審神者を見て、四振りは微笑むと離から出ていく。
そして四振りがいなくなると共に、審神者は寂しいのか瞳に涙を溜めて薬研に抱きつく力を強くした。
加「あらら…やっぱり寂しいんだね」
薬「みたいだな……大将、大丈夫だから俺っち達と一緒に遊ぼうな？」
大和「僕の可愛いあーるじ、笑って欲しいな〜」
加「安定のじゃないからっ！？主は俺の方が大好きだもんね〜」
左右から頬を加州と大和守はぷにぷにと押してとても楽しそうに微笑んでいる。
すると、審神者は不安そうな顔をして加州達に聞く。
『……本当に…絶対、帰ってくる…？』
加「…うん。堀川達は絶対に主の所に帰ってくるから、安心して良いよ」
審神者はその言葉を聞いて、頷くと泣き止んだ。
薬研達は顔を見合せ微笑むと、今剣がやってきた。
今剣「あるじさま」
『つる兄…？』
今剣「……ぼくといっしょにそとで畑のくさむしりしませんか？」
薬研「良いな、それ。大将の身体の運動にもなるし」
加州「え〜、俺汚れるの好きじゃないんだけど…」
大和「それじゃ清光だけ残って僕達だけで行ってくるよ」
加州「んなっ！？行くしっ！主いるなら俺も行くから！」
今剣「いやじゃないですか？」
『うんっ』
審神者が頷くと今剣は安心した様に笑い、そして準備をして外に出た。
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夢小説大好き - 泣きました。画面の前では大号泣です…ｽﾞﾋﾞｯ 小さな審神者ちゃんよ‟か‟っ‟た‟ねぇ‟！！素敵な作品ですね！更新頑張ってください！！ (2021年11月22日 18時) (
レス) @page32 id: 92d4b2d08c (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 続編、待ってます！ (2021年11月11日 6時) (レス) @page32 id: 28b6274f8d (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん(プロフ) - とても面白かったです！続きを待ってます！(*´ω｀*) (2021年10月2日 1時) (レス) @page32 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (2021年9月2日 2時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
?シアン?(プロフ) - 蘭奈(らな)さん» いつもコメントありがとうございます！ ほんとに更新のペースが遅くなったりなどして、迷惑をかけてしまいますが、どうかこれからも温かい目で見守っていただけたら幸いです！ほんとにありがとうございます、そしてこれからもよろしくお願い致します！ (2021年8月23日 21時) (レス) id: fbca4b02d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檸檬堂 | 作成日時：2021年8月18日 23時
