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暫くして、審神者は薬研から貰った薬を飲み泣き疲れたのか眠った。
「ふふっ……主の寝顔可愛い〜♪」
加「なんでお前がここにいるんだよっ！？
安定っ！」
大「え？」
加「え？じゃないしっ！ていうか、主の事返せっ！その場所変われっ！！」
加州が指を差して言うのは、審神者は大和守の膝の上に頭を乗せて心地良さそうに眠っているからであった。
大和守はデレデレとニコニコとしながら審神者の頭を撫でる。
大「清光よりも主は僕が良いんだって」
加「こいつ……今すぐ追い出すっ！！」
堀「加州さん落ち着いてっ……！主さんが起きちゃいますっ！」
ドヤ顔をする大和守を追い出そうとする加州を堀川が必死になって止める。
とうとう、加州と大和守が言い合いを始め、その隙に薬研が審神者を抱き上げて回収すると、そのまま抱っこした状態で審神者を寝かせる。
そして言い合いをする二振りとそれを止める堀川をそっちのけで、他の刀剣達は話をする。
薬「それで、大将は落ち着いたが原因は不明なままだ」
山「熱でも体調を崩した訳でも無い…となるとやはり一番怪しかったのは三日月達か」
貞「その可能性は高いな」
乱「他にも、主さんをまだ警戒心してる人達は様子見してるけど……三日月さん達はああ見えて一番に、警戒心してるよ。何か仕組んでても可笑しくは…」
薬「しかも、あっちには石切丸の旦那がいるからな。何かはできるだろう」
薬研の言う意味をわかった刀剣達は、考え込む。
その間も加州達は口喧嘩を繰り広げる。
そして話し合いの間も今剣は暗い顔をして、黙っていた。
山「今剣、大丈夫か？」
今「え？…だいじょぶですよ！三日月さまたちが、あるじさまをけいかいするのは、しかたない…ですから」
薬「今剣は何も知らされてないだろ？」
今「はい……だから、ぼくにはちからになれるようなことはないです…あるじさまをまもるくらいしか」
山「…それだけでも、十分だ」
貞「だなっ！こうなってしまった以上は正面衝突も有り得るし、山姥切達は出陣も考えてるんだろ？」
山「あぁ、いざという時に戦えるようにな」
乱「……なら、山姥切さん達がいない時は僕達短刀で主さんをみてるよ」
薬「そうだな…それが、1番いいかもしれない」
山「助かる……今剣も頼んだ」
今「はい…」
今剣は審神者を少しだけ見つめ、そして表情は暗いままだった。
加州達は堀川に追い出されそうになり、静かになった。
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夢小説大好き - 泣きました。画面の前では大号泣です…ｽﾞﾋﾞｯ 小さな審神者ちゃんよ‟か‟っ‟た‟ねぇ‟！！素敵な作品ですね！更新頑張ってください！！ (2021年11月22日 18時) (
レス) @page32 id: 92d4b2d08c (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 続編、待ってます！ (2021年11月11日 6時) (レス) @page32 id: 28b6274f8d (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん(プロフ) - とても面白かったです！続きを待ってます！(*´ω｀*) (2021年10月2日 1時) (レス) @page32 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (2021年9月2日 2時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
?シアン?(プロフ) - 蘭奈(らな)さん» いつもコメントありがとうございます！ ほんとに更新のペースが遅くなったりなどして、迷惑をかけてしまいますが、どうかこれからも温かい目で見守っていただけたら幸いです！ほんとにありがとうございます、そしてこれからもよろしくお願い致します！ (2021年8月23日 21時) (レス) id: fbca4b02d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩こんぶ | 作成日時：2021年8月18日 23時
