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翌日の朝。
 
 昨夜の嵐は嘘だったかのような快晴。
 カーテンから漏れる朝日は、やけに私を気怠くさせる。

 「(ーーーーあー…起きたくない。あの子とまた会うと思うと、心と身体がずしりと重くなる。いっそのこと、不登校になって、布団の中に引きこもってしまいたい………)」

 さながらこの布団は、私を外の危険なものから守ってくれる枷付きの檻の中である。
 あのまま彼女の金魚の糞と化すくらいなら、私はこの暗闇の中に溶けていってーーーー。


 「奈穂美ー!いつまでも寝てないで早く準備しちゃいなさい!!!」

 
 瞬間、バサァとはぎ取られる私の檻。それと同時に外の冷気と日差しが私を素早く包み込み、身震いと目眩が止まらなくなる。
 そして仕舞いに、母の顔のドアップ。からの大声。

 私は布団からずり落ち、冷たい床に思い切り頭をぶつけた。
 そんな私を母はため息をつきながら見下ろし、朝ごはんを食べるように催促するとさっさと部屋を出て行った。

 「……いってえの」

 「『(そんなんじゃ一生、彼氏なんてできないよ。奈穂美ちゃん)』」

 あの子のセリフが、脳内を右往左往する。

 頭の痛みが止まない今でも、どうやら私はまだ、あの子のことを忘れられないらしい。

 「……別に、私は″そんなん″でもいいもん」



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??nana??(プロフ) - ルルさん» はい、いいですよ! 遅くなる場合もあると思いますが、ご了承ください… (2018年1月2日 11時) (レス) id: c3b13c44d9 (このIDを非表示/違反報告)
ルル - ??nana??さんありがとうございます!   私はボールルームへようこそが好きなのですがその小説を作ってはもらえませんか?? (2018年1月2日 11時) (レス) id: 71aa072403 (このIDを非表示/違反報告)
??nana??(プロフ) - ルルさん» リクエスト私でよければ構いませんよ (2018年1月1日 9時) (レス) id: c3b13c44d9 (このIDを非表示/違反報告)
??nana??(プロフ) - ルルさん» いいえ、気にしないでください。大丈夫ですよ!コメントしてもらって嬉しかったです! (2018年1月1日 9時) (レス) id: c3b13c44d9 (このIDを非表示/違反報告)
ルル - ??nana??さんすみません妹ユナのスマホを使ってコメントしてしまったのでIDが多分ユナと同じになってしまいました。本当にすみません! (2018年1月1日 9時) (レス) id: 71aa072403 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nana | 作者ホームページ:nana'sホームページ  
作成日時:2017年9月23日 16時

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